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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2016年 1月11日 天候 晴れ

題名の通り、緊急トラブル発生!です。
以下状況説明。

Q COPEN! > コペン 修理DIY > 夜の緊急修理!コー〇ン駐車場で冷却系ホースを交換した話

拍手[1回]


まぁ世間的には休みなんですが、当然ながらお仕事です。

朝、ガソリンが残り少ない為、少々早く家を出まして、セルフで給油。
んで、出勤時間にはまだ少しばかり早かったので、コンビニで時間を潰します。
コンビニ駐車場に停車して店内をウロウロしまして
さぁ、諦めて?会社行こうってコペンの方へ。

と、フロントバンパー下にクーラントの水溜りが、、、。
ん?あちゃ~この前DIYした
ブリーザータンクの三叉からちょっと漏れてるのかな?

注*ブリーザータンク取り付けにて、スロットルボディのISCVに入る冷却水配管に
   エアー工具用三叉を挟み込んでバイパスしてエア抜きに利用していたのだが
   少々締め付けが甘く、また若干径が違う事もあって初日はクーラントが漏れていた。
   とりあえず、ホースバンドを増し締めしてタイラップで更に固定していた。

この時は、少々漏っているくらいに考えておりました。
ただ、よくよく考えると結構な勢いで水溜りが出来ましたので
只事では無かった訳です。

会社駐車場までは問題なく走行して、お仕事。
で、トラブル発生に気づくのは夜の帰宅中なのです。

会社駐車場より出発、帰宅前に必ず寄るコンビニにて缶コーヒー購入。

コンビニから出て車に向かうところで
上記ブリーザータンクの三叉をもうちょっと違うクランプで締めようか?悩みます。
注*クランプがちょっと合わなくて、シリコンホースが削れる感じに締まっていたので
   ホースを傷つけないクランプが欲しかった。液体ガスケットでも併用すれば、漏れる事も
   なかろう、と考えておりました。クランプだけでは無く、付属の青いホースがしょぼいのも原因の一つ。

そこで、ホームセンターへちょっと寄り道する事にしました。
注*今思えば、この選択はGoodでした。そのまま帰路についていれば
   間違いなく途中で立ち往生して打つ手なしですから。

コンビニからホームセンターまでは3kmもありません。
その道中、段々と車の異変に気づきます。

まず、エンジン始動してコンビニ駐車場から出発。
交通の流れに乗って車速を上げていくんですが、いつもと違い水温計の動きに違和感が。
まず、エンジン始動後数分も経っていないのに
すぐに水温が上昇し70℃を超えそうに。
普段、そんな早く上がらないのになぁ?
まぁコンビニ寄る前にエンジン温もっていたのかな


次に
アクセルOFFすると水温計が下がり
アクセル踏むと上がるという状態
に、、、。
なんだか変だな?
エアー抜け切れていないと水温計が上下するって事あったっけ?


それでもまだ走行できておりまして、ホームセンターへの最後の信号にて信号待ちで停車。
この時、水温がたしか80℃を越えるくらいで、まだ平常値?
う~ん、クーラントが漏れてちょっと加圧できていないのかな?
ホームセンターでちょっとボンネット開けて確認した方がいいか
注*ブリーザータンク取り付け時から一応予備クーラントは車載していたので
   最悪、補充して帰宅しようと考えておりました。

信号が変わりスタート。
ホームセンターまでは300mちょっと。いつも混みますのでノロノロ運転で走行。
が、この辺りから明らかに尋常でない状態に突入

まず、アクセルを踏むとノロノロ運転・徐行なのに
水温が一気に100℃近辺へ上昇

へ?
あまりに水温が一気に上がるので
とりあえず冷却しないと、と強制ファンスイッチON
う?
とりあえず、80℃くらいに持ち直したので強制ファンスイッチをOFF、、、、
、、、しようとスイッチ切ってもファンが回りっぱなし??
アレ?スイッチ壊れちゃったかな?
接点不良?またメンドイ事に
、、、」
徐行でソロソロ走ってみると、またもあっけなく100℃突破
うがっ!
 注*この辺りでやっと状況が理解できる。で、朝のクーラント流出シーンが脳裏に浮かぶ。

あっあの時クーラントが完全に漏れたんだ
つまりコレはオーバーヒート寸前!?

クーラントがちょっと少なすぎて冷却が追いついてないのか?」
つまり、ファンが回りっぱなしってのは
別に壊れたとかそういう事ではなく
ECUの自衛策
フェイルセーフなんだ

なんて賢いんだECU~ぢゃあ無くて!」

この時点でホームセンターまで残り10mほど。
アクセルに過敏な水温を目の前に、とりあえず停車さえ出来れば、と焦る焦る
注*道路状況がノロノロ運転で車速が上がらず、さらにECUの防衛本能でファン回りっぱなし
   という幸運があって、オーバーヒート→熱害でエンジン歪むを防げたのはラッキー!

そして何とか安全地帯=ホームセンター駐車場へ滑り込み~。
水温計はECUの健闘もあってか80℃~90℃辺り
注*このホームセンターにはお客様用水道が無料で設置(手洗い用)されているので
   適当なペットボトルに水道水詰めてラジエターに補給・帰宅しようと考えていた。
   まだ、

とりあえず、クーラントの状況を至急確認すべく、ボンネットオープン
確認すると、クーラントが飛び散った跡が白く転々とあります。
疑わしき三叉部分もケータイのライトで照らしてみると若干濡れた感が?
まぁ水道借りて水足してゆっくり帰ろうか

とりあえず当初予定通りクランプ、ついでに500mlペットボトル飲料も購入。
飲料を流し込み(ちょっと焦って喉が渇いていた)水道で水入手。

コペンに引き返してラジエターキャップを開ける。
圧がかかっているか?と思って構えていたが、すんなり開く。
「?やっぱ加圧できなくて沸点が下がってるのかな

どれくらいクーラントが減ったか見てみると、キャップのクチ部分からは確認できず。
っていうか、全く無い
ブリーザータンクもキャップ開けるが当然無い
ちょっと漏れたにしてはすごく減ってるなぁ
500mlで足りるかな


注いでみると、あっけなく飲み込む。
どうも、尋常ないくらいクーラント減って空焚き状態だったみたい。
うぅ~水ばかり追加してたら、それこそ水だけになっちゃうなぁ
しょ~がない、クーラント買おう。ホムセン来ててよかった

店内に引き返して
クーラント希釈タイプ2リットル2点+濃縮タイプ2リットル1点購入
痛い出費になってしまった。
あぁ~正月散財したから今月ピンチなんだけどなぁ
が、エンジン歪んだら本末転倒。必要経費と割り切る。

で、またコペンに引き返して希釈タイプをラジエターに注ぎ込む。
でも、2リットルパックを半分入れてもまだまだ吸い込まれていく!?
うわっこんなにクーラント減っていたのか、、、
そりゃおかしくなるわな


でもなんかおかしい?一杯になる気が全然しない
こりゃどっかから漏れ出しているのかな?」
じっと耳を澄ませると
チョロチョロ、、、、どっかから水の滴る音が?
さらにタービンとラジエターを繋ぐ?ゴムホースからクーラントが滴っている。
そっちにはクーラントかかってないんだけど、何で滴ってるんだ?」
ふと足元を見ると大きなクーラント溜りが出来上がって、、、。

ハッとしてクーラントを注ぎ込んで先ほどのゴムホースをジッと確認。

ああぁ~!ゴムホース裂けてやんの
犯人はコレか!
今注いだクーラントが見事に亀裂から溢れ
見事に滴り落ちている
ではないか!?
注*亀裂発生箇所がすぐ目に付く場所だった事、アッパーやロアではなく
   直径2cm程度のゴムホースだった事は今回本当にラッキーでした。
   他の箇所だったら原因究明に四苦八苦していたでしょう。
   また今日は帰宅が夕方6時前という早い時間だった事もラッキー!

手で亀裂を確認するとパックリ開いていて
どうこうなるモノでも無い
のはすぐわかりました。
とにかく漏れを止めない事にはクーラントを無駄にするだけ
しばし対策を考えます、、、、、。

救助を呼ぼうか迷いましたが、車が無いと明日が困る
近くに修理工場も無い、そもそももう閉店している時間です。

ふと、水道用ホースの切り売り売場を思い浮かべました。
緊急で代用のホースを探そう
裂けたホースを観察して、直径と長さを確認します。
大体2cmで20cmあれば足りそうです。
内径も確認したいところですが、生憎ペンチの類がまるで無い

確認してまたホームセンター店内で
肉厚の切り売りホース(耐圧使用)ホースクランプ
ラジオペンチ先曲がりタイプを購入。
問題のホースを交換するのに自作のインテークパイプが邪魔ですが
幸いマイナスドライバーだけは持っていますので外せます。

再度、コペンに戻り駐車場緊急修理開始

まず、インテークパイプの邪魔な部分を除けて
購入したブツを使って復元していきます。
注*当方のインテークはアルミ配管とシリコンホースを組み合わせて作った自作品で
   ジョイント部分を緩めると簡単に外れます。

水道ホースですから耐久性は期待できません
どうせクーラント入れ替えしないと
どうしようもありませんのでその時まで使えれば、と諦めます。
ていうか、選択の余地はありません

ゴムホース固着を恐れましたが何とかすんなり外れてくれて
耐圧水道ホースをセット
そして恐る恐るクーラントを注いでいきます。
もし、複数箇所裂けているようなら打つ手なし
祈るような気持ち
で注ぎます。

そして、、、
2リットルクーラントが無くなる前に、ラジエターは満タンになりました。
キャップ部分から溢れそうなくらいで止めて、しばし確認
液面は低下しませんので、とりあえず漏れはなんとかなりました

次にブリーザータンクにも満タン注ぎ込みまして、これも液面の低下は無し。
もう、ホッとしたというか脱力したというか、、、、。
コレは一体、何の罰ゲームなんだろう

ココで勝利の缶コーヒーで祝杯を上げて、しばし己の苦労をねぎらいます。
その後、ソロソロと帰路いたしました。
帰宅中、エンジンのダメージが心配でしたが
問題なくエンジンも吹け上がり、異常を示す事はありませんでした。

帰宅後、記念撮影。
矢印の部分についていたのが、問題のゴム配管(画像は水道ホースに換えています)

品名は「ウォーターバイパスホース」です。
純正部品では「ホース、ウォータバイパス 
品番1603220もしくは1603011
」です。

これが裂けたウォーターバイパスホース
赤丸部分に亀裂が入っています。

ほらね。
で、修理方法ですが、裂けた部分を切り取って
短くしてでも再利用しようか

思っていたんですが、、、。

このホース、耐圧なんで2重構造みたいです。
折り曲げてみると変な筋が出るって事は
内側が裂けているようで限界っぽいです。

はてさて今回のトラブルですが
自分の車の年式を再認識したというかなんと言うか。
チューニングもいいですが
基本の部分を疎かにしてはいけないって事ですね。

ボチボチでもいいから
手を付けられる部分より消耗品の交換をしていった方がいいようです。
駆動系などと違って突然ですんで出先でなると、もうどうしようも無い。
只、ラジエターホースなどは一部だけ換えると
他のホースにしわ寄せがいくようですので
(ヘタっている部分に負担が集中する)
交換するなら全交換しか方法が無いですね。

ただ、一方で幸運が重なったとは言え
冷静に状況に対処出来たのは経験値が貯まってきた
という事でもあり唯一良かったと感じました。

皆様もお気をつけ下さいませ


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性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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