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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2016年12月18日 天候 晴れ

はてさて。
本日は先週より思いつきで計画した
コペン純正マフラーバージョンUP マフラーカッター装備を作業いたします。

んが、寒さ対策に灯油を購入しに行ったホームセンターにて
「なんちゃって燃費向上グッズ」を発見した為
2本立てになりました。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > なんちゃって燃費UP!? 燃費グッズを試して効果原理を考察した話。

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で、その燃費向上グッズとは、、、。

画像左の製品。
「燃料太郎(灯油用)」です。
左のは取り付けに使うワイヤーです。

コレ、灯油のチュポチュポのコーナーにいっしょに販売(300円)されていて
目に止まったんですが、裏面に
「燃焼効率が上がりすぎた場合火力を落として下さい」
なんて注意書きがありまして、、、、

なんて自信満々なんだろう、気に入った!

と、勢いで購入したモノです。

で、帰宅後ネットの海で調べてみると。
(買う前に調べるものですけど)

どうも同じ会社から
車の燃費向上グッズとして販売されている様子、、、。
(車用はもう少し長めのモノが2本セットですが、、、)

評価的には効果無いってのが結構多いようですが
モノは試しと。

給油口に細工して
ワイヤーで吊り下げして投入してしまいました。

ま、しばらく漬けておかないと効果ないんだろうな、と
言うことでその後、マフラーカッターの加工に勤しんだんですが、、、。

夕方に買い物に行くのに運転した際に

どうにもエンジンの回転がマイルドになってる
気がする、、、、。
アクセルに対して
エンジンの回転が、なんだろうコレ?
スムーズというかなんというか、、、。

そりゃプラシーボ効果だろう~!?

、、、、イヤイヤ、待て待て。
そんなに簡単に全てをプラシーボと言っていては
300円も出した価値がないじゃないか。
ココはひとつ、
あのどう見ても平編銅線みたいなブツが
どうやって燃費向上させる効果を生み出すのか?
勝手に推論してやろうじゃないか!

*注意!
これから続く理屈は
当方の勝手な推測遊びであって
確実な効果を保障するモノではありません。
真に受けても知らないよ。

まずは
車用で説明されている理論の
ガソリンをクラスター化云々について。
クラスター化ってのは細分化って事らしい。
ガソリンを細分化?して滑らかに燃えやすくするって意味かな?

クラスター化する方法としては
他に磁気を通すとかいろいろあるようですが
仮説の域を出ていないようです。

ただ、この「燃料太郎」を販売した時期が
ちょうどクラスター化だなどと騒いでいた時期だったのでしょう。

ガソリンに銅を漬ける事で、細分化されるという方向での
検索では、有効な理論も仮説もヒットしませんでした。

という事でさらに検索していくと、、、。

「蒸留釜」 「銅製」 「化合物」 ってのが出てきました。

ウイスキーなどのアルコールを蒸留する釜は銅製でないといけないらしい。

そして蒸留釜が銅製である理由は
「硫黄成分の除去」にあるらしい、、、、。

ここで、ガソリンについて検索すると、、、。

「サルファーフリーガソリン」ってのが出てきた。
サルファーフリーガソリンってのは
ガソリン成分中の硫黄を10ppm以下にした(2008年より)ガソリンの事。

最近のエコ志向で
ガソリンに含まれる硫黄成分を極力取り除いたガソリンで
当方はずっとエネ〇スのハイオクガソリンなんでサルファーフリーガソリンですな。

ガソリン成分内の硫黄は燃焼することで硫黄化合物となり
大気汚染や酸性雨の原因の1つになる。
サルファーフリーガソリンは硫黄分を取り除く事で
大気汚染の原因を減らすとともに
自動車の三元触媒の耐久性を向上させる事が出来る、、、らしい。
また、硫黄分が少ないガソリンを使う事で
直噴、ディーゼル、リーンバーンエンジンなどで新型エンジンを開発出来るので
更なる低公害車を開発する事が出来る、、、そうな。

なんだよ、燃費向上とはあまり関係ない事になってきたな。
いや、環境問題はすごく大事ですけどね。

うう~ん、これ以上はあまり有効な理論が出てきそうにないなぁ。

と、ここまで来て
「そういえば平織銅線みたいだけどスズでメッキしてあるんじゃ?」
燃費太郎の外見はどうみてもスズメッキの平織銅線ですよね。

そこで
「スズ(錫)」 「ガソリン」
で、検索してみると「有鉛ガソリン」「モータロイ」が出てきました。

有鉛ガソリンは1970年代で無くなったガソリンで
現在は無鉛ガソリンしか販売されなくなったようです。
(鉛の有毒性と環境問題で)
ガソリンに鉛を入れる目的は
ノッキング対策(オクタン価上昇)とバルブシートの保護、だそうです。

昔の車(旧車)はバルブシートの保護に鉛を使っていて
ガソリンにも鉛を入れないとバルブシートが駄目になったようです。

ただ、当方も間違えかけたのだが
検索で「有鉛ガソリン」が出てきたのはどうもスズと鉛を勘違いする輩が
非常に多かった為のようである。
ガソリンに鉛を混ぜても無意味どころか逆効果なようですのでお間違いないよう。

で、「モータロイ」ですが今回初めて知りました。
これは、ようするにスズ(錫)の塊でガソリンタンクに入れると
タンクの内壁と(走行の振動で)擦れて微粒子となってガソリン中に浮遊
それが燃焼室で燃焼されたりする事で極薄の皮膜を作り
圧縮、コンプレッションの回復や省燃費になるのだそうです。

が、錫の融点は232℃と低く皮膜を形成する暇もなく蒸発しそうではある。
あるサイトではエンジンオイルとの親和性が良いので
ピストン周りのオイル油膜の保持に有効、ともあるが
錫とオイルの親和性については資料が無く、未確認である。
が、潤滑性を高める方法として各種メッキが使われているようではある。

「錫」 「エンジン」 で検索すると
新品ピストンの初期馴染みを良くするために錫メッキする事がわかりました。
また、錫の代わりのモリブデンコートする事で初期馴染みをよくする事もあるようです。

そういえば思い出しました。
昔、車のエンジンの事で
「二硫化モリブデン」をエンジンオイルに入れる事を進められた事があります。

また、機械の軸受け等に錫メッキをする事も知りました。
メッキする事で、馴染みがよくなる、あるいは素材同士の滑りやすさ保油特性が出る
事もわかりました。

つまり、モータロイ(スズの塊)=平編銅線スズメッキを入れる事で
ピストン、シリンダーに皮膜を形成し
この皮膜によりエンジンオイル油膜がより強固に形成される事で
圧縮が上がる。
圧縮が上がる事で少ないアクセル開度で以前と同じ速度を維持できるので
ガソリン消費量が減るので省燃費化する事ができる。

と、こんな所でどうだろうか?

あ、錫の耐熱性が低いが
錫メッキは150℃くらいは耐えられるそうだし
ピストンにしろシリンダー表面にしろエンジンオイルが油膜を形成しているので
直接燃焼時の高温に晒される事はないのだろうと思う。

うう~ん
我ながらよくもまぁ長々と理由にもならない理由を考えたもんだ。
多分、完全にプラシーボ効果か
同日に実施したマフラーカッターDIYで
マフラー切ったのが影響しているんでしょう。
マフラーを約10cmほど短くしたので
純正状態から、やや高回転よりになったんではないでしょうか?

なぜって
「モータロイ」の錫効果が出てくるのって
走行2000キロ後とか1年後とか
とにかく遅効性らしいんだなぁ、コレが。

あ~でも「モータロイ」の事調べてたら
試してみたくなった。
探してみようかなぁ、、、。
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プロフィール
HN:
take
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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