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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2017年 1月16日 天候 晴れ時々雨時々雪時々アラレ

昨日からの大雪で仕事がお休みになってしまいました、、、。
朝は昨日解けた雪が凍ってバキバキに凍結しています。
こんな日はいつも通り弄りましょうか。

Q COPEN! > DIY電装編 > ユーロタイプ ブレーキフラッシュキットを取り付けた話(仮設置)

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本日取り付けするのは
ユーロタイプ ブレーキハザードキット」です。
某オークションにて3,000円少々で落札したモノです。

欧州車、最近の国産車に標準装備されつつある
緊急制動表示灯」の機能を手軽に再現できる、らしいです。

「緊急制動表示灯」とは?
自動車を運転中に何らかの理由により
急ブレーキを踏まなければならない場合に
後続の車両へ急停止する事を伝達、追突を回避する機能。
車両制動灯(ブレーキランプ)、もしくは方向指示器(ハザードランプ)
高速点滅させる。

つまり「緊急制動表示灯」という灯火がある訳ではなく
既存の灯火を使うんですね。
コレ、保安基準でかなり明確に決められています。
(社外品でも車検対応する為に忠実に作られた製品があるようです)

今回、当方車両へ取り付けするのは、そんな真面目な製品でなく
いわゆる「なんちゃって」的な製品です、、、、。

みんカラによく出ている
カーメイトCE101緊急制動表示灯キット
あるいは
パーソナルCARパーツ製ブレーキフラッシュキット
とは違います。
(中国製ですね)

上記2点は取り付けレビューや動作についての
説明等がたくさんネットで上がっているんですが
この「ユーロタイプ ブレーキハザードキット」は
ほとんどレビューらしきものがありません、、、、。

なので、今回は人柱的
いったいどんな製品で動作はどうなのか
参考にしていただければ、、、、と思います。


これが送られてきた
「ユーロタイプ ブレーキハザードキット」です。
他に取り付け用のマジックテープ以外にはありません。
取り扱い説明書的なモノも無く、、、。
ネットで確認して結線方法、スイッチ操作を外箱にメモしておきます。

画像赤丸は「スイッチ1
左「OFF」中央「高感度モード」右「低感度モード
画像黄丸は「スイッチ2
左「高速点滅」中央「低速点滅」右「常時点滅
配線は
入力」「出力1」出力2」「アース

以上のような感じです。


さて
ブレーキハザードですので
ブレーキに配線しないといけません。
もし純正状態に戻さないといけない時を考えて
コペンのトランク後方のルーフ電動ポンプ近くにある
ブレーキ配線引き込み近辺で結線します。(画像赤丸あたり)
(本体スイッチ1で機能をOFFできますが、、、)

左右のブレーキラインを切断しギボシをつけて配線します。
キットの「入力」を左右どちらかに繋ぎ、余った純正配線は絶縁します。
「出力1」出力2」は左右ブレーキランプ行きの配線に結線。
「アース」は適当なボルトにボディアースします。


キット本体はルーフCPUをカバーする発砲スチロールカバーに
テープで仮止めしておきます。
取り付け作業はこれで終了です。

で、この製品の概要ですが
本体内部に「加速度センサー(Gセンサー)」が入っています。

類似製品のカーメイト版では
車速ラインからパルスを検出して
減速スピードを推定して
ブレーキの点滅操作をする仕様です。
パーソナルCARパーツ版では
内部に転がる錘的なモノ(センサー?)があって
製品の取り付け角度で点滅する速度を変える仕様です。

対してこのキットは
加速度センサー、、、、。

今回、加速度センサーについて少々調べてみましたが
基盤を目視してもDIY作業での
点滅速度変更は難しいようです。
基盤には加速度センサーとして錘が入った部品がついていました。
この錘が減速スピードで動く時の電圧、電流の変動を感知して制御している。
当方は電子部品に詳しくないので
あるいはこのあたりの部品を交換すれば
用意に制御できるのかも、、、しれません。

と、いう事は
どうも吊るしで使用するしかありませんが
製品のクセを確認する為に

ブレーキラインにLEDをつけて
車室内に仮置きしてブレーキ点滅具合を確認してみました。

近所の一般道を普通に走行(出しても60kmくらい)してみます。
点滅モードは「低速点滅モード」に固定。
恐らく一般道でビカビカブレーキ点滅させたら
唯のアホですから。

「低速点滅モード」だと
規則正しいポンピングブレーキみたいな点滅です。
「緊急制動表示灯」の存在自体、あまり周知されていないと
思いますので(今回、キット購入で当方も知った)
突然、先行車両のブレーキが高速点滅して
後続のドライバーがパニックになってもアレですし、ね。

まず、「OFFモード
当然、ブレーキランプの点滅は無しの純正状態。
中国製という事で少々不安もありましたが
まぁ壊れてはいない様子です。

次に「高感度モード
このモードは正直、センサーが敏感しぎて
まったく使えません
先行車両のスピードに合わせて
流れに乗るようなブレーキングでも
バンバン点滅します。
頻繁に点滅するので「緊急」では無くなるので、、没です。

最後に「低感度モード
このモードが一番無難なようです。
高感度モードで反応していたような
速度合わせのブレーキングでは点滅せず
試走中に意図的に減速する時だけ反応してくれます。
(普通に信号等で緩やかに減速、停止する時は反応しません)

ただ、今回の試走で問題点というか
改善点が見えましたので、、、。

改善ポイントとしては
キット本体の設置場所、設置方法の2点です。

設置場所というのは
今回、取り付けしやすさを優先して
車両最後部に仮設置した訳ですが
ココは車体の振動が特に大きい部分と思います。

と、言いますのも
試走中、交差点で右左折時に路面の凹凸を拾う際に
点滅する事が頻繁にありました。

つまり、ブレーキング中に点滅していないのに
路面の凹凸でリアが揺すられた途端、
加速度センサーが
その振動を検知して点滅し始める、、、。
コペンの純正足回りは柔らかい方では無いので
なるべく車体の振動の影響が少ない
フロアー中央付近

キット本体を設置するのが良いようです。

次に設置方法ですが
上記のような車体振動の理由で
キット本体の加速度センサーは
減速G以外は感知しない設置方法にするしかありません。

この場合、フロアーにベタ付けするのはNGです。
何らかの方法で浮かせるようにするか制震シートを使うか
対策が必要のようです。

ともあれ
この「ユーロタイプブレーキハザードキット」は
使い方によっては十分利用できそうです。
(自動ポンピングブレーキキット、とでも言うか、、、)

当方が昔経験したオカマを掘られた事故がありました。

渋滞気味で車間を皆詰めていた時に
信号が変わり一気に進み始めた際に
突然数台先の先行車両が左折で急停止してしまい
(先にウィンカー出してればいいものを急停止した)
その為に後続車が皆つんのめるように急停止。

車列中央にいた当方も当然、
追突を避ける為、急停止するしか無く
当方は間一髪追突は避けられたものの
後続の車は反応が一瞬遅れて
こちらが追突されました。
(間接的に原因になった左折車は知らん振りで曲がっていった)

幸い、一瞬ブレーキ操作が遅れただけでしたので
大した損害もなく(塗装にちょっと傷が付いた程度)
相手の謝罪もあって当方も大事にはしませんでしたが、、、。

もし、あの時
このキットを搭載していて
(コペンで事故した訳じゃないですよ)
ブレーキが点滅していたら
後続車のドライバーも一瞬早く気づいたかも、
なんて思いました。

以上
「ユーロタイプ ブレーキハザードキット」取り付けでした。
いずれ時間を見つけて
手直しをしたいと思います。







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プロフィール
HN:
take
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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