定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが
2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。
初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
2016年 8月14日 天候 晴れ
はてさて
昨日、「中途半端編」って事で交換できていなかった
ウォーターラインホースをなんとか交換するべく
早朝よりさっさとフロントバンパーをもぎ取ります。
はてさて
昨日、「中途半端編」って事で交換できていなかった
ウォーターラインホースをなんとか交換するべく
早朝よりさっさとフロントバンパーをもぎ取ります。
Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > 水周りをシリコンホースに交換した話 仮称完結編
あ、バンパーのはずし方なんてもう覚えてしまいました。
購入してからすでに二桁回数は脱着してるからなぁ、、、。
純正仕様では無い取り付け箇所もいくつかあるし、
他人ではスンナリ外せないかもしれないですね。
昨晩色々調べた結果、どうやら交換していないホースの1本は
オイルフィルター付近にあるとわかりました。
今年に入ってからは億劫でバンパー外していなかったような気がするので
掃除がてらフロントバンパー、エアクリーナーBOX、インタークーラー等々
どんどん外していきます。
で、真っ白いのがマグネット入りオイルフィルターです。
無論コペン専用品ではありません。
右は触媒、左にエアコンコンプレッサー、下はエンジンマウント
そして上にはタービンと超過密状態。
で、問題のウォーターラインホースは液体ガスケットが
はみ出しているラインのモノですね。
ホースの長さは10cm程度ですが、どう見ても作業難航の予感。
これを交換するのなら、オイルフィルターは無い状態がいいですね。
液体ガスケットの量から見てホースを無傷で摘出は不可能でしょう。
なんでこんなに塗りたくるんでしょうかね?
で、あっさり交換を諦めました。
実は年末あたりにオイルクーラーを取り付ける計画ですんで
その時どうせ一度オイルフィルターは撤去いたしますので、、、。
さらにフィルター移設計画もありますんでその時同時に交換いたしましょう。
唯、オイルクーラーはコペン専用キットなど準備できませんので
汎用品を加工していきますので、まずは
汎用品が「取り付け可能かどうか?」
寸法などを確認しておきます。
ちなみに
当方の油温センサー取り出しには
「ジュランコンパクトフィッティングキット」
を使用しています。
これだと無加工で取り付け可能(センサー向きは限定されますが)です。
JURAN / ジュラン コンパクトフィッティングキット 3/4 - 16UNF
しかし久々に外してみると
ブローバイでインタークーラー付近がオイルコッテリですねぇ。
普段、通勤に使用していますが
エンジンが十分温もらない内に停止したり、休日も近所にしか行かないし、、、、
どうにもやっぱり油温というかエンジン温度はもう少し上げる方向がいいようですね。
(なのにオイルクーラー?と思うと思いますが真夏の上り坂で負荷かけて走行すると
見る見る油温計が上昇して100℃超えるんですよね。しかも水温も電動ファン廻しても
下がるどころか上がっていくっていう、、、。まぁ最後の砦の純正水温計はピクリともしないんで
問題ないんでしょうけど)
とりあえず次の仕様変更もなんとかなりそうですんで
昨日の続きをします。
昨日と同じように
スロットル、ブリーザータンク等々邪魔なものは除けていきます。
ヒーターホースも邪魔ですんで一時撤去。
新品ホースは柔らかいんで作業性最高。
いや、3層シリコンホースが異常に硬いんだろうな、、、。
で、本日の山場
交換し損ねた純正劣化ホースです。
画像中央のクリップ式ホースバンドがついたヤツですね。
場所的にはちょうどサージタンクとスロットルの取り付け部分の下辺りでしょうか。
その下には昨日交換した「L字シリコンホース」がいますね。
この劣化ホースですが、まだ奥まで入っていましてクリップ式ホースバンドは
とりあえず摘んで摘出できたんですが
例によって固着してしまっています。
恐らく新車時からここでヒッソリと自分の役目を果たしてきたんでしょう。
そろそろ引退させてあげましょうかね。
シリコンホースとの比較。
この純正ホースも熱害の影響なのか?
弾力というよりはブニブニ感の方が強い感じです。
取り出しはカッターでカットいたしましたが
硬化していないので簡単に切れました。
よく見ると若干直径が大きくなっているようですよね。
で、新品3層シリコンホースを突っ込みます。
シリコンスプレーで滑りを良くしてからなんとか狭い場所で押し込んでいきます。
ココのホース交換は絶対エンジン降ろした時じゃないとお勧めしませんね。
もしオーバーホールするご予定があるならぜひ交換しておいた方がいいです。
車載状態ではまず無理です。
画像にはクリップ式ホースバンドがありますが
これは手前の金具と微妙に干渉するためです。
3層シリコンホースが長いのか、差込が若干甘いのかわかりませんが
エンジン振動等で擦り切れるのを防止してもらう為です。
後、見たとおり万が一冷却水漏れしたらリカバリーが非常に面倒な箇所になります。
当方は念には念の入れてしつこく押し込みましたので恐らく大丈夫ですが
自信が無い場合はここの部分のみ3層シリコンホースでは無く
純正ホースを取り寄せして交換した方がベターでしょう。
ヒーターホースもそうでしたが
新品ホースは柔軟性があり楽に取り付け、取り外しできます。
(本日再度ヒーターホースを外して改めて認識しました)
まぁドレスアップもあるでしょうからラジエターのアッパー・ロアホースは
カラフルなモノを使った方が満足度が高いですけど
こんな見えない部分は純正、いや手が入らない部分だからこそ
純正ホースをお勧めいたします。
あんなにブニブニに劣化しても10年以上性能を維持していましたしね。
まぁ今回はシリコンホースを使いましたが
取り急ぎ盆休み明けたら予備ホースを注文しとこうと思います。
その後は復旧&手直し。
まずはアッパーロアとも少々突っ張り気味でしたので長さ調整。
何度かトライ&エラーで満足できるようになりました。
と、アッパーホースに刺さっている
オート〇ージの水温センサーがなぜかすっぽ抜けています?
油温センサーも以前すっぽ抜けていたんですが
センサーの中身?と外側が接着不足なのか抜け出てくるんですね。
外側が残るんで冷却水漏れにはならないんですが、、、、。
仕方が無いのでセメダインスーパーXで接着しておきました。
ブリーザータンクもホースバンドを食い込まないタイプに交換
スロットル周りもついでにパーツクリーナーで綺麗にしておきます。
本当はスロットル下部の冷却水周りのパッキンも交換したいんですが
今回は用意できませんでしたので次回の冷却水交換時にしたいなぁ。
インテークパイプも出来るだけ掃除して復旧します。
う~こうやって改めて見ると
赤やら青やら統一感の無いエンジンルームですなぁ。
まぁ人に見せるんじゃないんでいいんですがね。
冷却水を入れる前に水道水を流して交換したホースが
漏れないかとりあえずテスト。
実際は沸騰して圧力上がらないとなんとも、ですが
簡単に漏れるようじゃ困るんで、、、、。
その後水道水を排出しLLC(冷却水)を投入します。
LLCの濃度ですが
今回は30%程度(大体ですが30数%くらい)を目標に調合します。
まず、50%希釈のLLCを2リットル投入。
コペンは3~4リットル(純正状態)入るようですから
まずは2リットル(1リットルがLLC)入れます。
昨日は急遽水道水を入れましたので
まだエンジン内部には水道水が残っていますので
(ヒーターホース、サーモスタットは外したのである程度抜けていますが)
残っている水道水がどれくらいかはわかりません。
さらにアルミ2層ラジエターとブリーザータンクもあるんで
当方のコペンは全体としてのLLCは
大体5リットルあるか無いかくらいでしょう。
で、次に濃縮タイプのLLCを用意して
エンジン内に残った水道水と混ぜて目標の希釈率に近づけます。
(エンジンの冷却にもっとも適した液体は、実は真水なんだそうです。
ただ真水だとエンジン内部に錆が発生するので防錆やらなんやら入れて
LLCにするのだそう。
ですが、LLCと真水では必ずLLCの方が比熱が落ちるので可能な限り
希釈率を下げた方がいいようです。
可能な限り落として尚且つ錆や凍結しない割合は30%くらい。
反対に60%以上はオーバーヒートの危険があるようです)
後はエンジンスタートして
冷却水漏れのチェックをしながら気泡の除去をしていきます。
時々冷却水が減りますんで濃度調整した(若干濃い目)LLCを補充して終了です。
ラジエターリザーブタンクにも30数%のLLCを
とりあえずフルに補充しておきます。
(どうせ溢れてしまいます、しばらくLLC臭くなるなぁ)
ここで炎天下の作業は終了。
なんとかある程度満足できる結果となりました。
明日は連休3日目
先日作業したエアコンエバポレーターを
もう一度洗浄して
エアコンフィルターをセットしたいと思います。
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プロフィール
HN:
take
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。