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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2016年 9月25日 天候 晴れて曇って雨

当方のコペンの純正ボンネット改ダクト仕様も取り付けしてから
結構時間が経ちまして、だいぶヤレてきました。

特にダクトを取り付けするのにパテ盛りしている周辺部分などは
走行に伴う振動?などでヒビが入ってきています。
(そのうち補修ついでに塗装して直そうと思っていたんですが、、、)

その塗装なんですが、純正色のシルバーで塗装なんですが
これが結構難しい。
数回チャレンジしていますが、いつもマダラダラになっちゃうのです。
(缶スプレー塗装ってのも、素人塗装ってのもありますが、、、)

で、うまく塗装できたとしても最終的にウレタンクリアー吹くんですが
このウレタンクリアーがまたお高い、、、。
しかも現状で細かい割れが出るって事は
継続的に補修が必要って事であって、つまり結構フトコロにズシッと来るのです。

Q COPEN! > DIY外装編 > ボンネットラッピングに挑戦した話 練習編

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そこで数年毎に直すのはいいとしても
もうちょっとお手軽に直せないかな、と思いまして

カーラッピングってのを今回試してみようと考えました。
カーラッピングってのは車のボディに印刷されたフィルムを貼って
塗装より簡単にボディカラーなどを変えられるってヤツです。
主に商業車の広告とか、痛車とかそういったのですね。

カスタムカーではレーシングストライプとかかな?
塗装と違って簡単に剥がす事が出来るので
飽きたら違うフィルムを貼る事ができる。

良い事ばかりみたいだが
問題はあって
まず、フィルムの屋外での耐久性。
この手のフィルムは製品事の耐久性が全然違うので
安物は2~3年くらいで高級品だと5年くらいらしい。
しかも保管状況でも変わるのでなんとも、、、、だが
塗装では無い以上、これは仕方が無いのだろう。
むしろ頻繁に広告が変わる商業車やキャラ変える痛車向けか、、、。

で、まぁこの世のモノはいつか壊れる訳で
とりあえずお試しって事で練習がてらラッピングってのに手を出してみよう。


で、何事も練習あるのみ。
とりあえず簡単そうな給油口のフタをラッピング!

ま、ほぼ平面ですからね。
簡単簡単。
カーボン調シートを必要サイズにカットしてペタリ。
別途ゴムへらやプラヘラでやさしくシゴイて密着させます。

ただ、今回用意したラッピング用カーボン調シートなんですが
某オークションにて激安購入した品なんで
シートに挟まった空気が抜けないっすね、、、、。
空気溜りまでシートを一度剥がすか、少々ならデザインナイフの先で
突付いて空気を押し出します。

もっとお高い3Mのカーラッピング用シートは空気抜き加工してあるそうですが
海外製品であろう、このシートにはんなもなぁ無い
オイオイ、海外発じゃないのかカーラッピングってサ、、、。

ただ、激安でもやはりカーラッピング用だからなのか?
ヒートガンで伸ばすと思ったより伸びますし思ったよりカーボン柄が崩れないような。
それに数回貼りなおしましたが意外と粘着力が低下する事も無く
シート裏面が引っ付いてシワになっても剥がせます。
一応念のために接着増強にとプライマー吹いたのが良かったのか、、、。
(シート貼り付け用ではなく塗装下地用プライマーなんで、、、)


で、フタ裏に可能な限り巻き込み不要部分をカットして終了。
と、普通はここで終わるのですがもう一工夫。

この手のシート、塩ビ系らしいですが
元々塩ビって素材は硬いので曲がったり伸びたりしない。
この硬い塩ビシートを柔らかくする為に可塑剤が入っています。
暖めるとこの可塑剤のお陰で伸ばしたり出来る訳ですね。
(また逆に暖めると縮んで元に戻ろうとする)

この性質はシートを複雑な形状に張るにはいいんですが
時間が経つと困った事にシートの捲れや剥がれの原因になります。

そこで貼りこんで成型した形が崩れないように
熱を加えて可塑剤の成分を飛ばして?しまいます。
これをポストヒーティングっていうらしいです。

つまりヒートガン等でシートが損傷しない程度で高温を与える事で
張り付いたまま剥がれなくなるのです。
(受け売りで書いているだけです。ポストヒーティングについては
製品ごとに決められた時間と温度があるようです)

という事でポストヒーティングっぽい事をしておきます。
この場合、給油口の平面部分は問題ないでしょうから
側面、というか巻き込んである部分を重点的に暖めてやります。
なにぶん激安シートですから時間も温度もわかりませんし
そもそも温度計もありませんから
触覚に全神経を集中!
あんまりやり過ぎるとシートが損傷するんで、程ほどに、、、。

ヒートガンは高温になるので
一点集中だと一瞬でシートが破れます。
常に動かしながら熱気を満遍なく撒く感じ、、、、か?

で、ある程度してから諦めまして
次の練習台で実地練習です。


こちら、コペンのカウルトップです。
フロントウィンドウとボンネットの間のワイパーが付いている場所ですね。
普通はボンネットより一段低くなっていて黒いプラスチック製の車種が大半ですが
(高級車はその低い部分にワイパーを格納してシャープに見せていますね)
コペンは逆にボンネットと一体感を出したかったのか
ボディ同色の部品が付いています。

今回ボンネットをラッピングするので
このカウルトップがシルバーじゃあねぇ、、、
って事で練習がてら貼ってみます。

カウルトップを取り外して、エアーベント(外気導入口)を取り外します。
よく、この外気導入口のプラカバーを外す人がいますが
3箇所のツメでかなり固く取り付けしてあるので車載状態では恐らく壊します。
裏からツメを押して外せば難なく取り外しできますね。

まずは入念に洗浄。
古歯ブラシも使って貼り付け予定の隅まで洗います。
で、軽く乾燥させてからパーツクリーナーで脱脂、プライマーを塗布します。

プライマーが乾くまでの間にカーボン調シートを必要サイズ切り出します。
で、作戦を練ります
まずワイパーが付く穴が難所でしょうか?
シートは暖めれば伸びますが、伸ばしすぎは後々剥離の原因になるので
極力シートにストレスを与えたくない。
従って今回は重ね張りを練習する(試してみる)事にしました。
一応本番であるボンネットでは複雑なダクト形状の為(自分で作ったんですが)
恐らく一枚貼りは不可能ではないですが、かなりシートを引っ張ることになります。
何事も無理やりは禁物ですから
必然的にパーツごとに分ける必要がありまして
当然ながらシート同士重ねる事がありますので、まぁ練習ですな。


で、悪戦苦闘の結果、こんなになりました。
次に大物のボンネットがありますので材料節約&見える所だけ貼りました。

まずまず「近くで見ないで仕様」にはなったかと、、、、。
カウルトップの中心から左右に貼りこんでいきまして
いくつか問題点もわかりました。

まず、シートの切り出しは余裕がある程度(10cm以上)必要。
曲面に貼り付けしていきますので、段々誤差というかズレが出てきます。
暖めたり引っ張ったりすればある程度カバー出来ますが
修正に手間取りますね
シートをケチって1~2cmの余裕でやりましたが面倒ですよ。
また、貼っているだけでも知らず知らずに引っ張って伸ばしているようで
伸びた部分が皺になってしまいます。
今回は修正するために数回剥がして貼りなおしています。

裏紙は貼る直前まで剥がさない事
本気で貼らなければ引っ付きませんが
あちこち引っ付くのは粘着力低下もあってやはり面倒です。
ゴミの付着等避けるためにも少しずつ切り取っていくのがいいです。

シートと対象物のセンター出しをきっちりする事
この辺が曖昧だと後数cm足りないって大騒ぎになります。
貼る前に確実にカバーできるサイズかどうか確認するべき。

重ね張りは切り端は綺麗にカットする事
シート自体が非常に薄いので下地を全て拾います
今回ワイパー穴部分だけ端材で先に張って本体を貼りましたが
雑に処理したのがよくわかります
(光の当たり具合でわかる範囲ですが)
ワイパー穴であれば周囲1cmで丸く切り取るとか
角で綺麗に切り取るとかなんとか、、、、
見えても違和感ないようなデザイン処理が必要。
今回は、、、、、、まぁ練習って事で。

ポストヒーティングは
ヒートガンを常に動かして満遍なく熱を加える
上にも書きましたが、ヒートガンの熱量が多いので
一箇所に集中するとカーボン柄が溶けて最悪穴が開きます。
(今回は一箇所だけ、艶が飛んだ場所がありますが、、、練習なんで)
一瞬でゴミ決定なんで、最後まで気が抜けませんね。

抜けたと思っても空気を噛んでいる事がある
ヒートガン等で暖めてやるとポツポツと気泡が出てきます。
地道に突付いて空気を追い出してやります。
恐らく数日は出るのでしょうなぁ、、、。
3Mのシートならこんな事は無いんでしょうが、、、、。

で、苦労して貼り終わりましたカウルトップを戻します。

お~思ったよりいいかも
この状態で再度熱を加えておきました。
結構潰したと思ってた空気がまだ出てきますので
チマチマ潰します
角や折込部分も入念に炙っておきました。
なんかカウルトップだけ黒くなったのに妙に車が締まってみえますね。
やっぱりシルバーって膨張色なんだろうかな。

カウルトップを外したついでに
ワイパーアーム等のグリスUPもしました。
最近、雨の日にワイパー動かすと軋むような音がしていたんですが
解消しました。

さて次回はついにボンネットにカーボン調シートを貼りますか、、、、。
なんか作戦考えておこうかな。










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プロフィール
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年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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