定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが
2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。
初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
202015年 5月4日 天候 快晴
コペンに搭載されているエンジンは現在は生産していない
JB-DET659cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ツインスクロールターボです。
64馬力自主規制されているとは言え、コンピューター交換で容易に80馬力までUP可能な潜在能力の高いエンジンです。
ただ、当方としてはカリカリチューンで普段乗りが辛くなる仕様よりはホドホドの(エンジン内部に手を付けない)弄りでノーマルよりチョッピリパワーUPくらいで使用したいと思っています。
具体的にはコンピューター交換で80馬力程度で燃費とパワーを両立させて耐久性も犠牲にせず長く付き合っていきたいと(細かい補機類は変えても)考え、DIYしてきました。
で、「ボンネットダクト」ですが、まずノーマルエンジンなのに必要なのか?
ですが、当方はノーマルでも必要アリと考えています。(だから付けたんですが)
コペンノーマルで夏を乗り越えた方は理解されると思いますが、あのボンネットの異常なまでの熱さと言ったら「こんなものサ」と言えばそれまでですが,当方は「何か異常があるんじゃ?」と疑うほどでした。
ボンネットを開けて見れば成程、ビッチリと隙間無く詰まったエンジンルームで
空気の抜ける場所がない。
特にタービン周辺が異常なほど熱い。
ちょうどタービン上になるボンネットの部分を触れば明らかに温度が違うのだから。
さらにタービンがエンジン前方にレイアウトされ、発生した熱はそのままエンジン側に流れる。
横置きのエンジンレイアウトもエンジンルームを前後に分断する格好になり、前から後へのスムーズな空気の流れを阻害している。
(これを改善するには「バッテリーのトランクルームへの移動」しかないと考えていて、今年中にはDIYしたいと考えています。もしバッテリーが移動すれば、前方のラジエターをスムーズに冷たい外気が通過できます。)
僅かなスキマには配線・配管・ヒューズボックス等が陣取りこれも流れが悪い印象。
当方の自宅は麓の幹線道路より長い上り坂を上がった頂上の団地なのだが、真夏の昼間に上がろうものなら途中からエンジン温度が上がりすぎで冷却が追いつかずパワーダウン(オーバーヒート気味)する始末。
もちろん、オーバーヒートでは困るので幾分労わってエンジンを回すのだが「これはちょっと違うのじゃないだろうか?」と、いつも感じていた。
ラジエターファンが回って水温が90度より下がった途端にまたグングン上昇ですから。
油温はと言えば安定の100度越えで一向に下がらず。
これらの現象を少しでも解消する為、ラジエターが穴開いたらアルミ2層に交換し、「スゴイ冷却効果」と言われる某冷却水を入れ、少しはマシになった。
だが、エンジンルーム自体の高温化は何ともしがたく、エンジン冷却のダクトではなくエンジンルーム冷却の為のダクトを設置する事となった。
もっとも、エンジン雰囲気温度を下げればエンジンブロック自体の放熱もあるだろうし、各部の樹脂・ゴムパーツの保護にもなるし、さらにラジエター後方の空気をダクトから排出するようにすれば、ラジエターの冷却能力も上げる事ができるだろう。
アルミ製ラジエターは走行風など、風が当たらないと冷却は難しく、停車中でも自己放熱性に優れる銅製ラジエターは重量が嵩む。車の鼻先を重くする事は避けたい。
真冬のオーバークールは少し心配だが、JB-DETは少し回せばすぐ温度が上がるので余り気にする必要もなさそう。
と、こういった考えの下「ボンネットダクト」DIYを決行いたしまして、設置後それなりの効果を実感しておりました。
ただ、ボンネット左右中央よりのダクト設置場所は、社外カーボンボンネットのダクト等参考にはしたものの、これぞ効果覿面!な場所でもなく、今ひとつやり遂げた感が薄い気がしていて、どうしても完成状態に出来なかったのです。
(なので、ダクトのヤスリがけも中途半端にシルバーだけ吹いて終わった)
このダクトを設置したのが昨年のお盆の頃で、暑い盛りはもうすぐ終わりという事もあり、どうしても急ぎ完成させる気力も生まれなかったし、第一汎用ダクトを使うにしろ、どういう形が自分で納得できるスタイリングになるのか?
純正アルミボンネットである以上、失敗すれば即ゴミになるだけに慎重にDIYしたかった事もあり、ズルズルと情報のみを漠然と探していました。
それを今回、やっと完成させる事にしました。
どう作り変えたか、興味ある方は右下の「more」をドゾ
コペンに搭載されているエンジンは現在は生産していない
JB-DET659cc直列4気筒DOHCインタークーラー付ツインスクロールターボです。
64馬力自主規制されているとは言え、コンピューター交換で容易に80馬力までUP可能な潜在能力の高いエンジンです。
ただ、当方としてはカリカリチューンで普段乗りが辛くなる仕様よりはホドホドの(エンジン内部に手を付けない)弄りでノーマルよりチョッピリパワーUPくらいで使用したいと思っています。
具体的にはコンピューター交換で80馬力程度で燃費とパワーを両立させて耐久性も犠牲にせず長く付き合っていきたいと(細かい補機類は変えても)考え、DIYしてきました。
で、「ボンネットダクト」ですが、まずノーマルエンジンなのに必要なのか?
ですが、当方はノーマルでも必要アリと考えています。(だから付けたんですが)
コペンノーマルで夏を乗り越えた方は理解されると思いますが、あのボンネットの異常なまでの熱さと言ったら「こんなものサ」と言えばそれまでですが,当方は「何か異常があるんじゃ?」と疑うほどでした。
ボンネットを開けて見れば成程、ビッチリと隙間無く詰まったエンジンルームで
空気の抜ける場所がない。
特にタービン周辺が異常なほど熱い。
ちょうどタービン上になるボンネットの部分を触れば明らかに温度が違うのだから。
さらにタービンがエンジン前方にレイアウトされ、発生した熱はそのままエンジン側に流れる。
横置きのエンジンレイアウトもエンジンルームを前後に分断する格好になり、前から後へのスムーズな空気の流れを阻害している。
(これを改善するには「バッテリーのトランクルームへの移動」しかないと考えていて、今年中にはDIYしたいと考えています。もしバッテリーが移動すれば、前方のラジエターをスムーズに冷たい外気が通過できます。)
僅かなスキマには配線・配管・ヒューズボックス等が陣取りこれも流れが悪い印象。
当方の自宅は麓の幹線道路より長い上り坂を上がった頂上の団地なのだが、真夏の昼間に上がろうものなら途中からエンジン温度が上がりすぎで冷却が追いつかずパワーダウン(オーバーヒート気味)する始末。
もちろん、オーバーヒートでは困るので幾分労わってエンジンを回すのだが「これはちょっと違うのじゃないだろうか?」と、いつも感じていた。
ラジエターファンが回って水温が90度より下がった途端にまたグングン上昇ですから。
油温はと言えば安定の100度越えで一向に下がらず。
これらの現象を少しでも解消する為、ラジエターが穴開いたらアルミ2層に交換し、「スゴイ冷却効果」と言われる某冷却水を入れ、少しはマシになった。
だが、エンジンルーム自体の高温化は何ともしがたく、エンジン冷却のダクトではなくエンジンルーム冷却の為のダクトを設置する事となった。
もっとも、エンジン雰囲気温度を下げればエンジンブロック自体の放熱もあるだろうし、各部の樹脂・ゴムパーツの保護にもなるし、さらにラジエター後方の空気をダクトから排出するようにすれば、ラジエターの冷却能力も上げる事ができるだろう。
アルミ製ラジエターは走行風など、風が当たらないと冷却は難しく、停車中でも自己放熱性に優れる銅製ラジエターは重量が嵩む。車の鼻先を重くする事は避けたい。
真冬のオーバークールは少し心配だが、JB-DETは少し回せばすぐ温度が上がるので余り気にする必要もなさそう。
と、こういった考えの下「ボンネットダクト」DIYを決行いたしまして、設置後それなりの効果を実感しておりました。
ただ、ボンネット左右中央よりのダクト設置場所は、社外カーボンボンネットのダクト等参考にはしたものの、これぞ効果覿面!な場所でもなく、今ひとつやり遂げた感が薄い気がしていて、どうしても完成状態に出来なかったのです。
(なので、ダクトのヤスリがけも中途半端にシルバーだけ吹いて終わった)
このダクトを設置したのが昨年のお盆の頃で、暑い盛りはもうすぐ終わりという事もあり、どうしても急ぎ完成させる気力も生まれなかったし、第一汎用ダクトを使うにしろ、どういう形が自分で納得できるスタイリングになるのか?
純正アルミボンネットである以上、失敗すれば即ゴミになるだけに慎重にDIYしたかった事もあり、ズルズルと情報のみを漠然と探していました。
それを今回、やっと完成させる事にしました。
どう作り変えたか、興味ある方は右下の「more」をドゾ
Q COPEN! > DIY外装編 > ボンネットダクトを作り変えた話(前編)
これが、以前付けた「ボンネットダクト」Ver1とでも言いましょうか?
左のダクトは汎用ダクトを使ったもので、右の黒い細長いものは、某外車の純正パーツです。
写真右側がフロントウィンドウで左がノーズ側、上にある黒い丸いものはウォッシャーです。
見ての通りヤスリがけして中途半端に色を吹いて終了していますが、これはノーズ側にもう一箇所ダクトを取り付ける予定があるので、そのDIYが終わったらシルバー吹いてクリアで仕上げる予定だからです。
この2種類のダクトですが、用途というか、狙いは別物です。
左のダクト(シルバーの方)はちょうどラジエターの後方上部あたりに開いています。
分かりやすく言えば、ちょうどバッテリーの上辺りに乗っかっている感じ。
ラジエターを通過した空気をボンネットの負圧発生を利用して吸い出す狙いがあります。
もっとも負圧発生出来るであろう位置よりは、若干後ろ側ですがデザイン的に考えてこの位置に落ち着きました。
実際、走行後に手をかざすと明らかに熱くなっており空気が抜けている事は分かります。
右のダクトですが、これは吸い出すのではなく取り込む狙いがあります。
ダクトを取り付けるに当たっていろいろ検索し、情報収集した結果、このフロントウィンドウ下部は空気を抜く場所ではなく、取り込む場所であると確認できました。
コペンの外気導入口は、ワイパーブレードが取り付けられている「カウルトップパネル」部分にあり、他車種でもフロントウィンドウ直下に通常あります。
走行中はウィンドウに当たる事により空気が正圧になり開口部に自然と流れ込むのです。
このダクトのすぐ後はフロントウィンドウで、走行時この部分は正圧になります。するとダクトからエンジンルームへ空気の流れが出来て(押し込められて)、ダクト下のちょうどバルクヘッド辺りに流れ込みます。
バルクヘッドへ入った空気はその下のフロア下を流れる空気の負圧に引かれ、車体下に出て行くはずです。
この流れを作るために当方車両はエンジンアンダーカバーを製作し、取り付けしています。
そのうち、フロアアンダーパネル・リアディフューザー部分を付け足して車体下のエア関連は完結ですが、あの車体下のクロスバー(純正補強)と、どのように共存させてフラット化するべきか?まだ考えが纏まらないので、お預けです。
と、話が脱線しましたが、この某車種のダクトは、エンジンによって前後に分断された後方部分の換気用ダクトという位置付けです。
エンジンアンダーパネルを作り変えた話←ここに出てくるモノです。
もっともこの効果はある程度速度が出ている状態のみ有効で、低速時はエンジンの熱気で空気が温められて自然とここからも抜けていきます。
(昔、流行ったボンネット浮かしみたいなモノ)
いずれにしてもエンジンルームの換気・冷却には役立っています。
で、今回のDIYでこのダクトの効果をさらに上げてみよう(見た目をもうちょっと)と考えた訳です。
実はこのダクト、汎用品の為ボンネットの形状と当然合っていません。
以前取り付け時はごまかす為ダクト後を上げるようにパテ盛して帳尻合わせしていたのですが、不自然な盛り上がりになってしまいました。
見て見ぬフリをしていたのですが、そろそろ最後のダクトも付けてボンネット関係は終了にしたいので、直す事にしました。
最初はダクトを取り外してピッタリボンネットに沿って取り付ける予定でしたが、 折角苦労して盛り上げた形状ですから、この形を生かす改良方法がないかな、といろいろ案を練っておりました。
この盛り上がり部分はほとんど空洞で、アルミ複合板の切れっぱしとかで嵩上げしていたのですが、ここを空気の通り道にして、さらにエンジンルームの空気を吸い出す形状にしてみよう。という訳です。
これがダクト後方から見た穴部分ですが、上のメッシュ張り込みしている部分はボンネットに穴あけして取り付けしてあります。実は、ボンネットに穴を開ける際に大きく穴あけしています。寸法を間違えたというか当方の加工スキルではそれが限界でして、その余分に開いているスキマから空気を外に出そうという事です。
空気の流れとしては、右側面(斜めに開いた穴)から後方に向かって抜けていきます。この空気に流れを利用してダクト下のスキマの空気を吸い出して、さらにエンジンルームの空気を外に引っ張っていきます。
一応、やりながらベルヌーイの定理とかベンチュリー効果とかいろいろ理論武装しようと思ったんですが本当、考えた通りに行くのかどうか。
ただ、まぁ意味も無く上に盛り上がっている状態よりはマシかな。
穴開けて思いましたが、コーキングとパテのみで成型してますが意外と頑丈でした。もっとベコベコになるかと思ってた。
ただ、穴のみだとアレなので100均で小物入れ買ってきて切り刻んでそれっぽくします。
割れようがどうしようがハサミでバキバキ切っていきます。
これをダクト穴の骨組みにしてパテ盛成型して塗装予定。
切り刻んだ小物入れをダクトに入れてファイバーパテにて固定。こちらは側面の風穴で
ここから入った空気が45度曲がって後方へ流れてダクト内エンジンルームの空気を引っ張り出す予定。
ただ、新しく開いたダクト後方の穴は、雨水の浸入が心配。
(前方横に開けた穴は多分大丈夫っぽい)
なので、穴の下側に土手を作って雨水の浸入を阻止します。
穴に合わせてアクリル三角棒をカットして投入。後でパテで造形するかそのままスキマだけ潰して色塗って終了するか、どうしよう?
いずれにしても、ファイバーパテは紙やすりで形を出すのでその時考えます。
そして今回のDIYの目玉商品はコチラ
これはメルセデス ベンツW210のボンネットダクトです。
今回はこれをコペン純正アルミボンネットへ取り付けする予定です。
実はこのダクト、意外と流用加工取り付けしている方が多いようですが、ほとんどがオデッセイとかミニバン・セダンなどの普通車の3ナンバー。
コペンですか?軽自動車ですが、何か?
このベンツダクトを流用しようと考えたのはカレコレ去年の秋ごろだったと思います。
上手い具合に中古品を手に入れたまでは良かったのですが、とりあえず仮にボンネットへ当ててみたんですが
「デカい」です。
しかも、取り付け予定がラジエター直後の上辺りという事で、穴開けたら多分ボンネット折れるかも。
ほとんど、ボンネットを横断しています。
とりあえず、そのままではとても入りそうに無かった(高さ的にも幅的にも)ので
ダクト周囲の不要な部分を極力カットしてスリム化してみましたが、正直入るかどうか?
ボンネットの裏骨は強度的な部分と雨水の排出経路として、残しますが
(カットしたら確実に折れる)
コレばっかりは出たとこ勝負な感じです。
開けてみないと分かりませんが、一応ステー等で要所を補強しますが、さてどうなる事やら。
明日から、やっとGWで4日ほど休めますので
ダクト取り付けから塗装まで一気に行きたいと思います。
COMMENT
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年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。