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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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Q COPEN! > > [PR]

2017年 1月 3日 天候 うす曇(晴れ)

数年コペンで真夏を越してきましたが
いつも悩むのが登坂時の水温上昇、、、。
対策としては
①ラジエターを社外アルミ2層式に交換(純正パンクにて)
②DIYでラジエター周りのスポンジ詰め&導風板設置
③TAKEOFF製ボンネットエアスクープ純正ボンネット取り付け
④バッテリー移設してラジエター後方のエア流れを若干修正
⑤冷却水ブリーザータンク設置でキャビテーション対策と冷却水増量
⑥ラジエターホース、冷却関連ホース類交換
⑦純正ボンネットダクト設置

、、、、といろいろ手を尽くしましたが
う~ん、完璧
と、言う所までは言い切れない感じです。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > ATFクーラーを取り付けした話 (オイルキャッチタンク移設)

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で、最近思ったのが
コペンのATFクーラーについて、です。

コペンのATFクーラーは純正、社外ともラジエター下部にあります。
ここにATFを循環させる事で
ラジエター内部の冷却水に熱を奪わせ、冷却しています。

当方はサーキット派ではないんですが、、、

某チューニングECUを入れてたり
ちょびっとブースト上げたり
新車からずっとATFを交換(恐らく)してなかったりなんで

新品ATFよりか耐久性が落ちているんじゃあ無いかなって?

上で書いている通りだとすると
登坂路を、Dレンジでずっと登り続けると、、、、

(数キロあるような坂が近所にあります。以前はその天辺に住んでまして
基本3速固定で行くんですが、これでもちょっと厳しいのかも知れない)

まず、ATFの温度が上昇する。

高温になったATFがラジエター下部のクーラー(といってもただの空き空間ですが)
に入っていく。

高温のATFがラジエターを下からジンワリ冷却水を暖める。
(コペンのラジエターはアッパーから入ってロアに抜けます。その冷えた冷却水を
ATFが暖める訳ですな)

少々温もった冷却水はそのままエンジン内部へ。

エンジン内部で冷却水が熱を奪いきれずにラジエターへ戻る。

以降繰り返しで水温上昇。

こんなストーリーを思い浮かべました。

で、ATFクーラーを取り付けしてみて
夏場の温度上昇を緩和してみようってな訳です。

ただ、闇雲に大きなATFクーラーを付ける予定は無く
あくまで適温と温度上昇したATF
ラジエーターに突入するのを防止する為です

ATFの適温というか問題ない温度域は80℃~100℃くらいまで。
(つまりエンジンオイルと同じくらい)

110℃より上がってくると性能がガタ落ちしてくるようです。
でも、朝一の暖機中みたいに温度が全然低くてもやっぱり駄目で
要するにエンジンオイルの管理とあまり変わらない?みたいです。

コペンのATF温度警告がどの温度なのか?わからないが
サーキット派の方は120℃~という温度をよく言われるので
この温度あたりがひとつの節目なのだろう、と推測する。
(当方はATF温度で警告音が鳴ったりシフトチェンジできなかったり
という事態は体験してはいないが、今回のATFクーラー取り付けは
単に冷却水の上昇を幾分か抑える目的なので、、、、)

で、ATFクーラーの取り付けなのだが
その前にひとつやっておかなければいけない作業がある。

タイトルにあるように
オイルキャッチタンクの移設である。

コペン乗りは周知の通り
コペン、およびダイハツ車はブローバイガスが半端なく多いようである。
(他メーカーターボ車を所有していないので何とも、、、ではあるが)

当方も購入当時、ネット情報を頼りに
オイルキャッチタンクを取り付けしたものである。

それがコレ。
運転席側ヘッドライト下に鎮座するメーカー不明の(コピー品?)
オイルキャッチタンクである。
錆が年月を感じさせるが、、、。
内部は購入時はそのまま何も無い状態だったが
ネットで調べてブローバイを液化しやすいように
IN側のパイプをタンク中間までアルミパイプで延長し
IN・OUTの間にパンチングメタルで間仕切りを入れて製作した。

バンパー内部で外気の冷却が無い状況ではあるが
意外と機能しているようで冬場は
凄いブローバイ(液状)が取れる取れる。
食事中に見せられないようなモノがブリブリっと排出されるのだ。
(ブローバイ自体はタンク本体ではなく、さらに別容器に溜める仕様になっている)

今回の移設計画では中身を確認したかったが
怖くて開けることができなかった、、、、。
本当は掃除した方がいいんだ、と思う、、、、が、、、、、。

ATFクーラーは助手席側に設置する。
オイルキャッチタンクは運転席側である。
関係ない気がするだろう?でも大いに関係あるのである。

先ほど
当方のコペンは冷却水温度が結構大変、と書いた。
そこで現在計画中のオイルクーラー取り付け
どうしてもオイルキャッチタンクに移動してもらわなければいけないのである。
(見ての通りコペンは隙間が無いのでオイルクーラーもギリギリのクリアランス予定)

つまり、ATFクーラーとオイルクーラーを取り付けする関係で
動かさざるを得ないのである。
(後付っぽいがオイルキャッチタンクはブローバイを含むガスを液化しなければいけない
つまり助手席側の方がより配管の長さを稼げるので液化しやすいんじゃないかな?
冬場はじゃんじゃん溜まるが夏場の外気が高い時期はあまり溜まらないしね)


なお、用意したATFクーラーはこちら

ジムニーJB23W用ATFクーラー(という事で購入した)

普通、コペンのATFクーラー取り付け例だと
もっとコアが大きいものを付けているのだが
オイルキャッチタンクが来る事もありスリムなコレに決定した。
(エンジンルームにオイルキャッチタンクを移してもいいのだが
それだとエンジン熱でタンクが熱くなりブローバイの液化がしないだろう。
さらにフロントバンパーダクトも計画中なのでATFクーラー&オイルキャッチタンク双方
冷却する事ができる。
加えてサーキットを走行する訳でもなくAT警告も一度も無く
要するにATから出てきたATFのアラ熱を取ってくれればいいのだし、、、)


さて、どうやって助手席側へ到達させようか、、、。

その後、夜になって作業続行できなくなり
やっぱり最終日1月4日までズレ込みました。

で、朝からシコシコ作業~。
とりあえず昨晩問題点は洗い出して対策も練りましたので、、、。


やはりコペンのエンジン周りの狭さは格別。
ラジエーター前を堂々空中配管しました。
(ラジエター左右の純正導風板を突き抜けているんで動きません)

それと以前の運転席側だと
そのまま下に落とすだけでオイルキャッチタンクに到達していたんですが
今回は車両を横断しますので、とくに赤ラインの
エンジンヘッドからタンク行きの
ブローバイが含まれたガスが通る配管は
勾配を付けて配管内にキチャナイのが溜まらない配慮をしました。
(厳冬地ではないですが凍結しても困りますしね)

タンクからエアインテーク戻り側は
配管内が多少アブラギッシュな感じですが
コレステロールみたいなのは皆無でしたので。

ただ手持ちの配管長さと
助手席側の取り回しの問題でこんな感じに、、、、。

もうちょっと細めの配管ならこんな苦労はなかったのですが。


今回最も難航した助手席側のホース取り回し
純正バンパーだと赤いゾーンに
ちょうどフォグ&ウィンカーユニットの出っ張りがきますので
迂回して上に行くか下に行くかしかありません。
(あるいは無駄に長いですがエンジンルームに一度抜くか)

下も多分行けるとは思いますが
なるべく細いゴムホースじゃないと大変
(オイルキャッチタンクの口金の都合でこの太さになった)

画像のように1本は
エアコン配管とヘッドライトユニットの隙間に
はめ込む事ができたのですが、、、。

仕方がないので
フォグウィンカーユニットと干渉する区間を
ATFクーラー用に買ったゴムホースの余り(一回り小さい)
繋いで接続しました。

これでも少し干渉しているみたいですが
ネジ類を締めこんでいけば
以前と変わらないくらいの取り付け位置にはきます。
(若干フェンダーをバンパーの固定に苦労しますが)

以上で、オイルキャッチタンクの移設を終了します。

、、、、、、、じゃなかった
本題のATFクーラーを取り付けしなくてはいけない


ATFクーラー取り付けは
そんなに苦労していません。
ヘッドライトユニット固定ボルトに共締め。
(1点留めなんでいずれなんかします)

思ったとおり、オイルキャッチタンクと並べて設置できるサイズ。
ただ、若干オイルキャッチタンクもATFクーラーも
干渉を恐れる余りインナーフェンダーに寄せすぎで
ハンドル切ったらタイヤがザリザリ摺っていますので
これも後日手直し対象ですね。

ATFの配管等々はググれば出てくるので割愛。
っていうかタンク移設に時間の大半を使ってしまって

今回は用意できなかった(発注済み)ので取り付けしていませんが
やっぱりATFクーラー付けたらATF温度計がほしいですね。

それと、やはりクーラーですから冷やしてナンボ、
走行風を当てるダクトも(すでに企画中ですが)取り付け予定です。
ただのダクト穴あけじゃなくちょっと変わった事に挑戦予定。


余談ですが
オイルキャッチタンクの廃油受けの容器は
ココに移動しました。

ちょうどいい穴が開いていたんで
掃除して余りのゴムホースに交換。
(以前使っていたホムセン切り売りの耐油ホースは
カチカチになってハンマーで砕いて取りました)

オイルキャッチタンクに廃油?が溜まりすぎたり
凍結して塞がってしまうと
エンジン内部のブローバイが抜けなくなり
トラブルになります
オイルキャッチタンクに溜まったブローバイは
タンク下部の排出口からこの容器に流れて溜まります。
後は適当に捨てればOK。

以上、2016年大晦日から
2017年正月までの

弄りでした~。



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プロフィール
HN:
take
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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