定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが
2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。
初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
皆さんは「リアバンパーのパラシュート効果」というのを聞いたことがありましょうか?
聞いたこと、ある人ない人気になった人は右下の「more」をドゾ。
聞いたこと、ある人ない人気になった人は右下の「more」をドゾ。
Q COPEN! > ブログ開始前に施工したDIY > リアバンパーにちょっと穴を開けた話
これは、当方のコペンに「リアパフォーマンスブレース」という補強パーツを取り付けした時の事。
ちなみに、このリアパフォーマンスブレースというパーツは、なにも特別なものではなく、ダイハツ純正パーツです。
右リア用 65365-97201
左リア用 65366-97201
取り付けボルト 91651-60825-000
価格は1,500円程度、ボルトは100円ほど。
この部品はアルティメットエディション、デタッチャブルトップには標準装備らしいです。
コペンのドアとリアタイヤの間の、ちょうど携帯電話を置いている場所辺りを
下から覗き込むと、この赤く囲ったのが「リアパフォーマンスブレース」があります。
この名称は実は通称で、正式名称は「フロントフロアブレース」という部品名です。
(購入時も、これを書いてる時も思ったんですが、ひょっとしてこのパーツはフロント側にも付けられるパーツだったりして?だからこんな名称?なんか気になるナーこの部品名)
と、話が脱線しましたが某「みん〇ラ」でノーマルグレードのコペン(アクティブトップ)に、このパーツを付けるプチ補強が出てきまして、これがスゴク評判いいものですから当方も購入後すぐディーラーにて注文。
こんな唯の棒で、いかほどの効果が?と思うでしょうが、コレがなかなかいい感じ。
他に補強部品を付けていないと変わるのが良くわかる。シート後側がしっかりするというか、カチッとする。
もっとも、3日で慣れますが、たぶん外したら「えーコペンってこんなユルユル?」と思うのでしょうから、もう外せない。
あ、話が脱線。
で、まぁリアパフォーマンスブレースを付けるんですが、今付けるのならたぶんジャッキUP無しですると思いますが、コペン購入当時はそこまで車弄りの経験が無いものですから、とりあえずジャッキUPして付けたのです。
ブレースそのモノは難なく取り付けできた(ネジが少々入り難かった)のですが、あまりそれまで車の底?を見るという事が無かったので少し見物していたのですが。
「あーマフラーってこういう風についているんだー、このタンクなんだろ?あ、ガソリンタンクか!」
と見ていてリアバンパーの後を見たときに
「なんだこれ?何にも無いじゃないか?」
そう、リアバンパーの裏側って実は空洞なんですね、全然シリマセンでした。
それまでは、まあトランクルームがあってその下が全部燃料タンクくらいに思ってたんですが、実はスッカラカンなのを見てしまいまして、呆気にとられてしまいました。
(高級車とか普通車クラスならアンダーパネルとかなにかが付いているんでしょうが、コペンはやっぱり軽自動車でして)
車内が狭いコペンに存在する、その広大なる空間を前に思ったのは
「こんなにスカスカじゃあ走ってたら空気がここに(空間に)溜まって抵抗になりそうだナー」
そこで、いつもの検索という事で調べてみたら、「パラシュート効果」なる言葉が引っかかりました。
パラシュート効果とは?
特に純正状態のリアバンパーは袋、というかちょうど空気を受け止めるような形になっています。
例として挙げられているのは、ドラッグレースでゴール後に減速する時パラシュートを開くような感じ。あるいはスペースシャトルが着陸後パラシュートで減速する様か。
とにかく、走行時にフロントバンパー下部から車体下を通った空気の流れはリアバンパー辺りで上に開いた空間に(リアバンパーの裏側)出くわす訳です。
(画像はリアバンパーの裏側ナンバープレート辺り。左の鉄板部分はちょうど電動油圧ポンプと車載工具入れの底くらいです。)
と、言ってもコペンのフロア下を見た人は知っていると思いますがかなり凸凹です。マフラー、アンダークロスバーが二つになんだかんだと、とても空気が綺麗に流れる形状ではないですが、止めがこのリアバンパーで乱流の空気溜まりです。
たぶん、リアバンパーに多少空気が入って走行抵抗になったとしても、それほど大した影響はない、と言う方も居られると思います。
しかし、ここ数年の新型車のフロアは皆フラット化してきています。これらは早く走る為というよりは、より低燃費を目指した結果のようですが、リアディフューザーなども一般的になりつつあります。
コストダウンが当然、無駄を徹底的に省く自動車メーカーが意味も無く見えない車体下のアンダーパネルなどつける筈も無く、空力とはそれほど大きな問題という事です。
と、まぁ薀蓄はさておいて、実際の作業ですが
バンパーに適当にカッターなんかで穴開けて終了。
じゃあ簡単すぎですんで、当方のやり方を適当に載せておきます。
ちょっと見えずらいですが、マフラーの間とバンパー下部に3ヶ所穴あけ。
この3つはカッターと電動ドリルにて開けています。形は個人の美的センスに依存ですから結構ハードル高いです。
最近の車のバンパーは樹脂製というか簡単に切ったり穴が開けられるので、自由に工作してください。唯、いきなりやると失敗しますので予備バンパーを別途購入かマスキングテープ等でしっかり位置決め採寸してからチャレンジしてください。
また、簡単に穴は開きますが綺麗に穴を開けるのは結構難しいです。
どうしても歪みますので当方は淵ゴム(ホームセンターで切り売り)で切り口を隠して裏からメッシュを張っています。たぶん綺麗に穴開けてたら、1日潰せます。
で、穴だけだとなんか間が抜けて見えるのでメッシュでもってダクト風。
車種によっては「ここに開けろ」と言わんばかりの形状・デザインの車種がありますので簡単ですね。
ここが今回の穴あけの拘りポイントで、リアのナンバープレートの横の部分を切り抜きメッシュ張りしています。さらに飽き足らずにメッシュ奥には「リアフォグ」を装備してみました。
このリアフォグは某オークションで1,280円くらいで出ていた「中華製F1風バックフォグ」というモノです。
この製品は配線の仕方でブレーキ連動したりいろいろ出来るみたいですが、当方は地味にバックフォグ仕様にしました。
ただ問題は使う時が無いという事だけ、です。
当方は、意味も無くフォグライトのみで夜間走行したり、ブレーキランプを点滅させたりというのが好きではないので、フォグにしても霧の時以外は使用しません。
最近そういう車多いですが、まぁ個人の価値観の違いですので迷惑行為でない限りは気にしません。
(余談ですが以前信号待ちの時、後ろに止まったジムニーが、真昼のように明るいフォグライトを4つも付けて後ろに止まるもんですから、眩しいやら可笑しいやらで困った経験があります、なにせ前の前に止まっている車のドライバーの禿頭がハッキリ視認できるんですから。しかもお約束のヘッドライト付けずに走行です。あれでは対向車が幻惑されて事故してもいい訳できんでしょう。さすがにお巡りさんに止められたのか、その後一度も見てません。)
で、気になる効果ですが、気持ちスムーズに車が走るか、ナー?ってくらいです。
すみません、完全にプラシーボ効果全開ですね。やはりフロア下の整流とかトータルで考えないと効果ナシでしょうか。
フラットフロア化したとして、リアバンパー下部はディフューザーでいいとしても、そこまでDIYしたとして、今度は中途半端に開けた穴が逆に空気の余計な入り口になりそうですね。
個人的な構想としては、フロア下を流れた空気を、リアバンパーの穴から排出させて、車体後部に発生するであろう乱流・負圧領域へ当てて解消させると共に、その負圧を利用してフロア下の空気を引っこ抜く感じでしょうか?
これはリアディフューザーの考え方ですが、フロア下の狭い空間を進んだ空気をディフューザー部分で引っこ抜く事でフロア下により多くの空気の流れが出来て、ダウンフォースを増加させる訳です。
当方は、これにプラスαしてルーフ上側を通過してリアウィンドウ辺りで車体表面から剥離して乱流化した空気の流れがトランクルーム上辺りから渦巻くのですから、その乱流後方あたりに空気の流れが出来れば、その発生した乱流をより後方へ引っ張れないかな、と。
作るとすればリアディフューザーとその一部からバンパー内を通って空気を誘導するダクト状の導風経路を考えないと。後はバンパーのどの位置から出すか、ですねー。
空力的に考えれば、車体後部で発生する乱流も、パラシュート効果と同様に車を後ろに引っ張る力の1つですから出来れば同時に対処できれば加工の手間も省けるかな、と。
んー空力関係は一応の完成を見たと思ってたんですが、まだまだやりたい事が出てきた感じですかね。
いずれ形に出来れば、ご報告させていただきます。
ちなみに、このリアパフォーマンスブレースというパーツは、なにも特別なものではなく、ダイハツ純正パーツです。
右リア用 65365-97201
左リア用 65366-97201
取り付けボルト 91651-60825-000
価格は1,500円程度、ボルトは100円ほど。
この部品はアルティメットエディション、デタッチャブルトップには標準装備らしいです。
コペンのドアとリアタイヤの間の、ちょうど携帯電話を置いている場所辺りを
下から覗き込むと、この赤く囲ったのが「リアパフォーマンスブレース」があります。
この名称は実は通称で、正式名称は「フロントフロアブレース」という部品名です。
(購入時も、これを書いてる時も思ったんですが、ひょっとしてこのパーツはフロント側にも付けられるパーツだったりして?だからこんな名称?なんか気になるナーこの部品名)
と、話が脱線しましたが某「みん〇ラ」でノーマルグレードのコペン(アクティブトップ)に、このパーツを付けるプチ補強が出てきまして、これがスゴク評判いいものですから当方も購入後すぐディーラーにて注文。
こんな唯の棒で、いかほどの効果が?と思うでしょうが、コレがなかなかいい感じ。
他に補強部品を付けていないと変わるのが良くわかる。シート後側がしっかりするというか、カチッとする。
もっとも、3日で慣れますが、たぶん外したら「えーコペンってこんなユルユル?」と思うのでしょうから、もう外せない。
あ、話が脱線。
で、まぁリアパフォーマンスブレースを付けるんですが、今付けるのならたぶんジャッキUP無しですると思いますが、コペン購入当時はそこまで車弄りの経験が無いものですから、とりあえずジャッキUPして付けたのです。
ブレースそのモノは難なく取り付けできた(ネジが少々入り難かった)のですが、あまりそれまで車の底?を見るという事が無かったので少し見物していたのですが。
「あーマフラーってこういう風についているんだー、このタンクなんだろ?あ、ガソリンタンクか!」
と見ていてリアバンパーの後を見たときに
「なんだこれ?何にも無いじゃないか?」
そう、リアバンパーの裏側って実は空洞なんですね、全然シリマセンでした。
それまでは、まあトランクルームがあってその下が全部燃料タンクくらいに思ってたんですが、実はスッカラカンなのを見てしまいまして、呆気にとられてしまいました。
(高級車とか普通車クラスならアンダーパネルとかなにかが付いているんでしょうが、コペンはやっぱり軽自動車でして)
車内が狭いコペンに存在する、その広大なる空間を前に思ったのは
「こんなにスカスカじゃあ走ってたら空気がここに(空間に)溜まって抵抗になりそうだナー」
そこで、いつもの検索という事で調べてみたら、「パラシュート効果」なる言葉が引っかかりました。
パラシュート効果とは?
特に純正状態のリアバンパーは袋、というかちょうど空気を受け止めるような形になっています。
例として挙げられているのは、ドラッグレースでゴール後に減速する時パラシュートを開くような感じ。あるいはスペースシャトルが着陸後パラシュートで減速する様か。
とにかく、走行時にフロントバンパー下部から車体下を通った空気の流れはリアバンパー辺りで上に開いた空間に(リアバンパーの裏側)出くわす訳です。
(画像はリアバンパーの裏側ナンバープレート辺り。左の鉄板部分はちょうど電動油圧ポンプと車載工具入れの底くらいです。)
と、言ってもコペンのフロア下を見た人は知っていると思いますがかなり凸凹です。マフラー、アンダークロスバーが二つになんだかんだと、とても空気が綺麗に流れる形状ではないですが、止めがこのリアバンパーで乱流の空気溜まりです。
たぶん、リアバンパーに多少空気が入って走行抵抗になったとしても、それほど大した影響はない、と言う方も居られると思います。
しかし、ここ数年の新型車のフロアは皆フラット化してきています。これらは早く走る為というよりは、より低燃費を目指した結果のようですが、リアディフューザーなども一般的になりつつあります。
コストダウンが当然、無駄を徹底的に省く自動車メーカーが意味も無く見えない車体下のアンダーパネルなどつける筈も無く、空力とはそれほど大きな問題という事です。
と、まぁ薀蓄はさておいて、実際の作業ですが
バンパーに適当にカッターなんかで穴開けて終了。
じゃあ簡単すぎですんで、当方のやり方を適当に載せておきます。
ちょっと見えずらいですが、マフラーの間とバンパー下部に3ヶ所穴あけ。
この3つはカッターと電動ドリルにて開けています。形は個人の美的センスに依存ですから結構ハードル高いです。
最近の車のバンパーは樹脂製というか簡単に切ったり穴が開けられるので、自由に工作してください。唯、いきなりやると失敗しますので予備バンパーを別途購入かマスキングテープ等でしっかり位置決め採寸してからチャレンジしてください。
また、簡単に穴は開きますが綺麗に穴を開けるのは結構難しいです。
どうしても歪みますので当方は淵ゴム(ホームセンターで切り売り)で切り口を隠して裏からメッシュを張っています。たぶん綺麗に穴開けてたら、1日潰せます。
で、穴だけだとなんか間が抜けて見えるのでメッシュでもってダクト風。
車種によっては「ここに開けろ」と言わんばかりの形状・デザインの車種がありますので簡単ですね。
ここが今回の穴あけの拘りポイントで、リアのナンバープレートの横の部分を切り抜きメッシュ張りしています。さらに飽き足らずにメッシュ奥には「リアフォグ」を装備してみました。
このリアフォグは某オークションで1,280円くらいで出ていた「中華製F1風バックフォグ」というモノです。
この製品は配線の仕方でブレーキ連動したりいろいろ出来るみたいですが、当方は地味にバックフォグ仕様にしました。
ただ問題は使う時が無いという事だけ、です。
当方は、意味も無くフォグライトのみで夜間走行したり、ブレーキランプを点滅させたりというのが好きではないので、フォグにしても霧の時以外は使用しません。
最近そういう車多いですが、まぁ個人の価値観の違いですので迷惑行為でない限りは気にしません。
(余談ですが以前信号待ちの時、後ろに止まったジムニーが、真昼のように明るいフォグライトを4つも付けて後ろに止まるもんですから、眩しいやら可笑しいやらで困った経験があります、なにせ前の前に止まっている車のドライバーの禿頭がハッキリ視認できるんですから。しかもお約束のヘッドライト付けずに走行です。あれでは対向車が幻惑されて事故してもいい訳できんでしょう。さすがにお巡りさんに止められたのか、その後一度も見てません。)
で、気になる効果ですが、気持ちスムーズに車が走るか、ナー?ってくらいです。
すみません、完全にプラシーボ効果全開ですね。やはりフロア下の整流とかトータルで考えないと効果ナシでしょうか。
フラットフロア化したとして、リアバンパー下部はディフューザーでいいとしても、そこまでDIYしたとして、今度は中途半端に開けた穴が逆に空気の余計な入り口になりそうですね。
個人的な構想としては、フロア下を流れた空気を、リアバンパーの穴から排出させて、車体後部に発生するであろう乱流・負圧領域へ当てて解消させると共に、その負圧を利用してフロア下の空気を引っこ抜く感じでしょうか?
これはリアディフューザーの考え方ですが、フロア下の狭い空間を進んだ空気をディフューザー部分で引っこ抜く事でフロア下により多くの空気の流れが出来て、ダウンフォースを増加させる訳です。
当方は、これにプラスαしてルーフ上側を通過してリアウィンドウ辺りで車体表面から剥離して乱流化した空気の流れがトランクルーム上辺りから渦巻くのですから、その乱流後方あたりに空気の流れが出来れば、その発生した乱流をより後方へ引っ張れないかな、と。
作るとすればリアディフューザーとその一部からバンパー内を通って空気を誘導するダクト状の導風経路を考えないと。後はバンパーのどの位置から出すか、ですねー。
空力的に考えれば、車体後部で発生する乱流も、パラシュート効果と同様に車を後ろに引っ張る力の1つですから出来れば同時に対処できれば加工の手間も省けるかな、と。
んー空力関係は一応の完成を見たと思ってたんですが、まだまだやりたい事が出てきた感じですかね。
いずれ形に出来れば、ご報告させていただきます。
COMMENT
ブログ内検索
カテゴリー
忍者カウンター
プロフィール
HN:
take
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。