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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2017年 4月 2日 天候 晴れのち雨

最近はアレコレ急遽付けたくなって取り付けした
ミラー型レーダー(ユピテルの10年前のモデル=1,000円)
思いつきでほしくなって購入したドライブレコーダー(中華モノ)
即効ぶっ壊した当方ですが
やっと3ヶ月前に考えていた作業を実行します。
題名通り、燃料タンクのガソリン冷却です。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > フューエルデリバリーパイプを断熱した話(燃料タンクも冷却編)

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まず、以前施工しました
フューエルデリバリーパイプへの燃料ライン(エンジンルーム内)
エンジンの熱気から隔離するべく発砲スチロールの断熱材(水道管用)にて
断熱いたします。(フューエルデリバリーパイプ断熱編

以前施工分のデリバリーパイプも100巾アルミテープ貼りではなく
ストーブ用の耐熱アルミテープで保護したかったのですが
時間が無いのとインテークパイプとか外すのが面倒なんで次回に持ち越し。
前回は特に奥の箇所が手が入らず断念しましたので
素直にジャッキで上げたり下げたりして
何とか断熱材を巻きました。

そして今回の弄りの材料です。

はい、見ての通りです。
ノートパソコン用冷却シート数点と
アルミ製の洗濯バサミ
です。
もぅ見るからに貧乏チューンなんですが、、、。

まず、ノートパソコン用冷却シートの説明。
これは特殊冷却ジェルをアルミシートでパックした製品で
本当の用途はノートパソコンの底に敷いて(冷却シートの上に乗せる)
アルミシートと冷却ジェルの効果でノートパソコンの熱暴走を抑える的な商品です。

 
当方は楽天ポイントがちょっぴり溜まっていたんでポイント購入。
しかも訳あり品なんで安く買えました。
この冷却シートですが100巾でも300円で売っています。
今回は燃料パイプだけですがいずれオイルパンでも試してみようかな?

 
そしてアルミ製洗濯バサミ
これを持ってきた時点で何をするか察しがつくと思いますが、、、。
これも楽天ポイントにて購入。

アルミ製洗濯バサミって最近はなかなか売っていないものですね。
近所の店舗数軒探しましたが、見つかりませんでした。


そしてアルミ製洗濯バサミは一回も洗濯物を挟む事なく
燃料パイプを挟む事になりました。

この方法の原理は至って簡単で
熱伝導率の良いアルミ洗濯バサミを挟む事で
燃料パイプ内部のガソリン熱(詳細はデリバリーパイプ断熱編を参照)
効率よく逃がす事で
常にインジェクターに熱くないガソリンを供給する事ができます。

また、当方のコペンは燃料リターン配管付なので
フューエルデリバリーパイプまで送られても使用されなかったガソリンは
再度トランク下の燃料タンクに戻されます。

この時、熱いエンジンに送られている為にリターン配管内のガソリンも
熱くなっていますので、燃料タンク内のガソリンと混じっていくほどに
タンク内部のガソリン全体の温度が上がっていきます。
これは満タン状態ではそれほど影響はないですが
エンプティー近くなるほど温度上昇が激しくなります。
(リターン配管付の車に乗ってガソリン給油後にエンジンの調子が変わるのは
このガソリン温度低下も一つの原因のようです)

アルミ製洗濯バサミは24個セットを2つ購入したので
余るほどありますので鈴なりに洗濯バサミを挟んでおきました。
なお、この手法は古いバイク乗りの方がやっている方法を真似たものです。

 
そしてノートパソコン用冷却シート
これは只のアルミパックに特殊ジェルが封入された製品なので
自由に曲げがききます。
ただ、大きさがノートパソコン用なんで結構大きいので
ブレーキライン共々グルっと巻いてしまいました。
取りあえず固定はせず、タイラップで脱落防止した状態です。
フロアー下ですがクロスメンバーより車体側なんで
落下物にヒットしてもクロスメンバーが破損する方が先ですので
問題はないでしょう。
本日は雨になったのでしませんでしたが
後日、アルミガラスクロステープでシッカリ固定したいと思います。

そして燃料タンクの冷却です。
コペンの燃料ポンプは恐らく助手席側(ブログ等参考に確認)ですので
助手席側に今回の目玉?商品の
アルミケース付冷却シート」を取り付けします。
これは燃料配管に巻いた冷却シートと違って
アルミの枠とアルミプレートが付いている商品です。
冷却ジェル+アルミシート+アルミプレートの効果
もっと冷える予定です。

アルミプレートは当然真っ平らなので
手曲げしてある程度燃料タンクの底に密着するようにします。
隣には燃料配管用に購入して余った冷却ジェルシートを貼り付けして
周辺をアルミガラスクロステープで貼り込みして脱落しないようにします。
後日確認して脱落しそうな感じであれば補助プレートで固定します。
いずれは導風用のパーツを製作して直接冷却したいですね。

(燃料タンク内のガソリン温度の上昇は特に夏場は問題のようです。
キャブ仕様の車両などはガソリンのパーコレーションでエンジンが掛からなく
なる事もあるようです。
パーコレーションとは燃料タンクからキャブまでにガソリンが沸騰してしまう現象です。
なお、インジェクション装備車でこのパーコレーションが発生しにくいのは
レギュレーターで常に加圧する事でガソリンの沸点を上げているからです。
キャブ仕様ではエンジンが吸い込む負圧を利用して混合気を作るので
そもそも燃料ラインが加圧されていないので、沸騰しやすい。
ただ、インジェクション装備車でもリターンパイプ側はほとんど加圧されない為に
パーコレーションは発生しているそうです。
その対策の為、リターンパイプは若干径の太いパイプになっていて
スムーズに燃料タンクに戻るように対策されています)

他、余りもののアルミ製洗濯バサミは
燃料タンク周囲の縁部分とATミッション周辺に挟んでおきました。

さて、こんな貧乏チューニングですが
効果はどうでしょうか?
作業途中に買出しに試走してみたのですが
まったく効果無し、、、とは言い切れないようです。

まず、当方車両装備品の
ターボタイマー付き空燃費計(簡易仕様)の参考値ですが
冷却チューン前は当然14.7の理論空燃費周辺をウロウロしていました。

が、燃料配管冷却シート+アルミ洗濯バサミ仕様(燃料タンク未施工)では
明らかに数値が下がって13.5~14.0辺りをウロウロするように変化しました。
まぁプラシーボと言えばそれまでの変化ですが
アクセルを踏んだ感じも明らかに車のトルクが増えている感じで
前に出ようとするのがわかります。

これはどういう原理なのか?
供給されるガソリン温度が少し下がったのでガソリンの密度が若干増えた?
噴射されるガソリンが冷えた為に燃焼室、エンジンの熱が下がった為
いわゆるガソリン冷却が強化された?
いや、ガソリン冷却というか冷えた混合気なんだから
吸気温度が下がったのと同じ理屈なんだろうか?
ノッキング対策としても効果ありかも、、、?

まぁちょっと乗っただけでは効果はよくわかりませんので
今年の夏がちょっと楽しみかも、しれません。


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プロフィール
HN:
take
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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