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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2018年 1月28日 天候 雪(極寒)

ワイパースタンド」とは何ぞや??

と、その前に車のワイパーゴムって消耗品なんですが出来れば長持ちしてほしいものですよね。
まぁ車検毎に交換するとか1年に一回交換とかが普通と思いますが、車を運転する以上使わないわけにはいかない装備です。

ではそもそもワイパーのゴムがどうして劣化していくのか
そりゃ使えばだんだん痛むんですが、、、。

劣化原因としては

フロントガラスが濡れていない状態でワイパーを作動させてしまう。
濡れていない時ではワイパーゴムとフロントガラスとの接触面の摩擦抵抗が大きくゴムを痛めてしまいます。また、黄砂や砂ホコリといったゴミがワイパーゴムに付いているのでフロントガラスに細かいキズを付ける原因ともなります。

ワイパーゴムが変形する。
ワイパーってバネの力によってフロントガラスに強く押し付けられています。
普段は特に意識していないですが、常にグッと押し付けられる事で段々とワイパーゴムが変形していくんです。(フロントガラスの形状に馴染むんですが)
ところが車によってはフロントガラスが大きく傾斜していたりしてワイパーの可動範囲内で微妙にワイパーゴムが変形していく事で綺麗にふき取れる、といった場合があるので停止位置で馴染んで変形したゴムではフロントガラス全面を綺麗にふき取れなくなってしまいます。

ワイパーブレードが変形する
ワイパーゴムが押し付ける圧力を受けているのですから当然ワイパーゴムを支持するワイパーブレードも圧力で変形していきます。
ワイパーブレードはゴムに均一に圧を掛ける事でフロントガラスに密着させるので、これも拭き取り不良となってしまいます。また、ワイパーブレードはゴムと違って結構高いので思わぬ出費になってしまいます。

真夏や真冬の気温でダメージを負う。
ワイパーゴムはそうした外部環境で使用する用途で作られているので当然耐えられますが、まったくダメージが無い訳ではないですしストレスが無い方が長持ちします。
フロントガラスに貼り付いた状態で真夏のカンカン照りで熔けたり真冬の低温でガチガチに凍らせたりしていれば劣化が早まるのです。

ではどうしたらワイパーの劣化を遅らせられるのか?

駐車時はワイパーを立てておけば良いんです
常に立てておけば余計な圧力がワイパーゴムやブレードに掛からないし極端な気温でフロントガラスに貼り付く事もありません。

たかがワイパーゴムされどワイパーゴム、、、。
単価は知れていますが出来れば長持ちしてほしい、という事で「ワイパースタンド」を自作する事にしました。

Q COPEN! > DIY外装編 > 思いつきで「ワイパースタンド」を試作した話

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とは言え「ワイパースタンド」は既製品が存在します。

 
↑こういった感じでフロントガラスからワイパーブレードごと浮かせる製品です。
ワイパーを作動させるとスタンドの足が倒れてワイパーゴムがフロントガラスと密着して普通に動作します。その後は通常通りフロントガラスに密着したままで後で手でまたスタンドを起こして浮かせる、といった製品です。
まぁワイパーを浮かせる事は出来るし価格も安いんですが、、、。
使用している方には申し訳ないんですが「後で手で浮かせる」のが面倒です
また製品によってはネジの錆が出たりスタンドがうまく倒れずフロントガラスを引きずったりといった事もあるようで今ひとつ信頼性に欠けます

そこで色々調べると「自動ワイパースタンド」なる製品が存在するようです。
某オークションで偶に出品されるそうで探してみましたが現在は見つかりません。
で、無いものは作ってしまえ!という方もいるようで数点参考になりそうなページも拝見して自作してしまう事にしました。

某オークション製にしろ自作品にしろ、発想は似たようなものでワイパー部分に車輪付きの足を付けてボンネット側の台に乗り上げて浮かせるといったモノです。
まぁ他の簡単で低コストな良い方法がある訳も無いので、アイデアを拝借して作成します。

今回、集めた素材。
100均ドアストッパー。
ステンレス戸車。
汎用ワイパースポイラー。

ワイパースポイラーは要らないんですが何となくワイパー弄りという事で追加。
結果的にステンレス戸車を固定するのに使えました。
100均ドアストッパーは画像のモノでは高さが足らず大きいドアストッパーに変更しました。


汎用ワイパースポイラーの金具を利用してステン戸車を取り付けします。
戸車は要らない部分を適時カットしておきます。
ステンレス製なので錆の心配はあまり無いですがスポイラー金具の部分からの貰い錆が気になります。
塗装してもいいのですが、まぁ様子見って事で。


汎用スポイラーなんですんなり思った場所には固定できないのですが、極力ワイパーブレードの中心に近い箇所に寄せて取り付けします。


その後に100均ドアストッパーを現物合わせで切り刻みワイパーが浮くように取り付けします。
予備のドアストッパーを購入しておいて適当に切って合わせてから本番用を切り出しました。
画像では巧く出来ているように見えるのですが、奥側の台座を見ればわかるように、若干傾斜がキツくてワイパーを動かした際に停止位置で「ガコッと」フロントガラスに当たってから動作が始まります。
間欠ワイパーなら我慢も出来ますが、普通のインターバルで動作させると鬱陶しいと思われ、、、。

題名に「試作」と入れたのはこの為です。
某オークション産のようにボンネット側(カウルトップ部分)と平行か若干下がり気味くらいにすれば自然とワイパーが浮きそうな気がします。
ともあれ、とりあえずの試作品はちゃんとワイパーがフロントガラスより浮きますのでマズマズの出来。
ステンレス戸車の固定ビスを長くして高さを稼ぐのも有効でしょう。(フロントガラスとのクリアランス次第)

次回はもう一度ドアストッパーを購入して完成版を製作したいと思います。




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プロフィール
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年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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