定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが
2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。
初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
2019年 1月20日 天候 雨のち晴れ
「コンデンサーチューン」
サン自動車工業のホットイナズマ。2003年2月より発売され、コンデンサーチューンの元祖と言われています。
コンデンサーとは蓄電器の事で文字通り電気を溜めたり放出する電子部品で、このコンデンサーをバッテリー端子に並列に繋ぐ事で車の走行状態によって不足する電気を補う、という所謂オカルトチューンと呼ばれる方法です。
車に搭載されているオルタネーターは走行に必要な電力を発電していますが、発電量をエンジン回転に依存する為に発電量が不足する場合があります。
純正状態では問題無い場合が多いですが、カーオーディオに凝って消費電力の多いアンプにしたりすると瞬間的に電圧が低下してしまうようです。
この際に「コンデンサー」に蓄えられた電気を放出する事で電装パーツの安定動作させる事ができる。
(コンデンサーは鉛バッテリーより放電速度が速い為、瞬時に不足する電気を補えるらしい)
当方の場合で言えば、後付の電装品が多数あって純正オルタネーターでは発電が(低回転では)追いつかない状態でした。
先日、オルタネーターを強化品に交換し(65A→95A)ついに慢性的な発電不足から脱出した訳ですが、この一件から「車と電気」に興味が出てきました。
それからいろいろと調べてみると、、、。
「コンデンサーチューン」
「フェライトコア」
この2点に辿り着きました。
そして今回、この2つのオカルトチューンを実際に試してみたいと思います。
「コンデンサーチューン」
サン自動車工業のホットイナズマ。2003年2月より発売され、コンデンサーチューンの元祖と言われています。
コンデンサーとは蓄電器の事で文字通り電気を溜めたり放出する電子部品で、このコンデンサーをバッテリー端子に並列に繋ぐ事で車の走行状態によって不足する電気を補う、という所謂オカルトチューンと呼ばれる方法です。
車に搭載されているオルタネーターは走行に必要な電力を発電していますが、発電量をエンジン回転に依存する為に発電量が不足する場合があります。
純正状態では問題無い場合が多いですが、カーオーディオに凝って消費電力の多いアンプにしたりすると瞬間的に電圧が低下してしまうようです。
この際に「コンデンサー」に蓄えられた電気を放出する事で電装パーツの安定動作させる事ができる。
(コンデンサーは鉛バッテリーより放電速度が速い為、瞬時に不足する電気を補えるらしい)
当方の場合で言えば、後付の電装品が多数あって純正オルタネーターでは発電が(低回転では)追いつかない状態でした。
先日、オルタネーターを強化品に交換し(65A→95A)ついに慢性的な発電不足から脱出した訳ですが、この一件から「車と電気」に興味が出てきました。
それからいろいろと調べてみると、、、。
「コンデンサーチューン」
「フェライトコア」
この2点に辿り着きました。
そして今回、この2つのオカルトチューンを実際に試してみたいと思います。
Q COPEN! > DIY電装編 > オカルトチューン2連発、コンデンサーチューンとフェライトコアを取り付けした話
まずは簡単にできる?「フェライトコア」より始めました。
フェライトコアはフェライトという磁石?を円筒状にした部品でパソコンのモニターケーブルなどに最初から付いている筒状の部分の事です。
ケーブルに電気信号が流れたりした時に「ノイズ」が発生する、あるいはノイズの影響を受けたくない場合に取り付ける。
車での使用例であれば、エンジンでの各センサー配線やダイレクトイグニッション配線などに取り付けする。
またアーシングをしている車両ではノイズが乗りやすい追加アースラインに取り付けしてノイズの影響を無くす。
エンジンルームで各センサー配線とイグニッション配線に購入したフェライトコアを取り付けする。
フェライトコアは分割できるのでそのままパチっと挟み込むだけ。
各センサー配線はプラスマイナスの2本で2本同時に挟むと高周波ノイズだけを除去できるらしい。
なお、このフェライトコアをエンジンルームで使用するのは自己責任。
ノイズを吸収するとフェライトコア自身が熱に変えて放出するので場合によってはケーブルや配線などを痛める原因になるかも知れないから。
このフェライトコアは「オカルトチューン」と呼ばれるだけあって賛否両論。
そもそもフェライトコアがフィルターするほどの高周波が発生しないとか、逆に必要な電気信号も弱体化してしまうとか、、、。
ただ、実際取り付けしてみるとなんと言うか、、、何か違うんですよね。
たとえばエンジンの駆動音?要するに稼動中のエンジン音ですが若干静かになる。
そう、若干です若干。すごく変わる事は無くほんのちょっと変わります。
気持ちエンジンの回転が滑らかになったというかしっとりした、というか。
そして試走。
フェライトコア取り付け前と比べ、やはりエンジンの回転がマイルド、というか角が取れた印象。
一応狙いとしては各配線に乗る電気ノイズを除去して「正確な信号」にする事でよりECUに正確にエンジンコントロールしてもらう、という事だったので恐らく効果があったと考えるべきでしょう。
もちろんメーカーサイドでちゃんとノイズ対策はしているのはわかっていますが、どうも設計思想としてノイズは発生するのが当たり前で、ノイズを受けても壊れない電子部品にする、つまり受身的な考えのようです。
この「フェライトコアチューン」は逆にノイズを発生させない、配線ラインにノイズを乗せないという考えで、両方を対策してこそ意味もあるのか?と思います。
と、ここまでは単なる前座でいつも帰宅後夜な夜なエンジンルームに手を突っ込んでは翌日の通勤で確認するような作業でした。
で、冒頭の「コンデンサーチューン」な訳です。
某みん〇ラでは自作コンデンサーチューンなるものが多数出てきます、が当方も自作を考えましたがどうにも電子部品はチンプンカンプンなもので、、、。
コレを使います。
「HELIX CAP33」カーオーディオ用ノイズサプレッサーです。
メイドインジャーマンな部品でカーオーディオマニアでは有名なもののようです。
オーディオのヘッドユニットやオルタネーターに並列に繋ぐ事で音色が良くなったりオルタネーターノイズを消す効果があります。
なおキャパシターですがコンデンサーと同じ意味らしいです。
もっぱら皆さんオーディオの性能向上に利用していて、そういったレビューが多いのですが今回はオーディオ路線ではなく「車の動力性能向上」という視点から評価していきたいと思います。
なおコペンのオルタネーター周りはあまり広くない&車体下に潜っての作業なので非常に面倒で、配線をギリギリに短くしたので非常に苦労しましたが、まぁオルタのB端子とアースのみですので割愛。
それと今回はプラスラインにヒューズ代わりにサーキットブレーカー20Aを投入してみました。
なかなかいい感じであればバッテリー側にも使用しようかと思います。
なんとか数時間後に取り付けを終わらせていよいよ試験走行。
まずはオーディオですが元々別にノイズサプレッサーを取り付けしている事もあり「前より良くなった気がする」くらいでした。まぁコレは期待していなかったのでこのくらいでしょう。
問題は動力性能。
走り始めはあまり変化を感じません、、、。
「こりゃあんまり意味が無い弄りだったかな?」
と不安になりつつ、とにかくいつもの道の駅を目指して軽くドライブがてらの試走を続けます。
最初の変化を感じたのは長い長いバイパスを巡航速度で走行中の事。
やたらとロードノイズが気になりだしました。
以前は同じ路線でもそれほど気にならず、むしろエコタイヤなので静かに感じていたのですがどうもエンジンの回転音そのものがフェライトコアだけの時よりさらに静かになっているようです。
次の変化はバイパスの先の長い上り坂。
ここは以前は3速に落として走っていたのですがノンビリドライブという事で4速Dレンジで上がり始めました、、、がアクセルの開度に合わせて加速する事が出来ます。
まぁ恐らく以前でも4速で加速はしたのですが、ちょっとモタモタする感じなので3速に落としていたのです、が踏めば踏んだだけスルスルとトルク不足を感じる事も無く車速が乗ります。
どうもエンジントルクが少し上がった印象です。
この辺からCAP33の効果をジワジワと感じる事ができるようになりました。
大きな変化ではありませんが「ちょっと良くなる」という変化です。
トルクは全体的に少し上がり信号ダッシュでもストレス無く巡航速度に乗れます。
エンジンの振動が若干減少しスムーズな回転でアイドリング時のガタガタ音が大きく減少しました。
(以前は後付部品などで結構振動が気になっていたのですがほぼ気にならないレベルになり、自作インテークをちゃんと固定するようにしたら無音になったわぁ、、、やっぱちゃんと固定しないと駄目だわ)
最初に変化をあまり感じなかったのは何故なのか?
オーディオマニアの間では何でも「コンデンサーの慣らし」(エージング)なる作業があるようですが、否定する話も多く果たしてそんな現象があるのか無いのか?よくわかりません。
ただWiKiには「エイジング」の項目で電気回路に実際に通電させる事で負荷をかけて本来の性能?を出せる、とあり、そうすると「慣らし」が終わっていなかったから効果を感じなかったのか?とも思われます。
と、ここまで書いてこの記事はしばし放置しておりまして、本日1月26日。
約一週間ほど使用してきての感想。
正直、取り付け初期の感じは薄れてきてしまいましたがエンジンは好調をキープしております。
バッテリー電圧は安定しており各電装品も安定動作してエンジンのレスポンスは好感触です。
コンデンサー(キャパシター)内蔵バッテリーが存在するように、コンデンサチューンはオカルトではなく効果が出る可能性のあるチューニングと言えるようです。
このままでもいいのですが、こうなってくると「もっと容量の大きいモノを使うとどうなんだ?」と欲がでてきます。
次回はその辺をお届けできるといいのですが、、、。
フェライトコアはフェライトという磁石?を円筒状にした部品でパソコンのモニターケーブルなどに最初から付いている筒状の部分の事です。
ケーブルに電気信号が流れたりした時に「ノイズ」が発生する、あるいはノイズの影響を受けたくない場合に取り付ける。
車での使用例であれば、エンジンでの各センサー配線やダイレクトイグニッション配線などに取り付けする。
またアーシングをしている車両ではノイズが乗りやすい追加アースラインに取り付けしてノイズの影響を無くす。
エンジンルームで各センサー配線とイグニッション配線に購入したフェライトコアを取り付けする。
フェライトコアは分割できるのでそのままパチっと挟み込むだけ。
各センサー配線はプラスマイナスの2本で2本同時に挟むと高周波ノイズだけを除去できるらしい。
なお、このフェライトコアをエンジンルームで使用するのは自己責任。
ノイズを吸収するとフェライトコア自身が熱に変えて放出するので場合によってはケーブルや配線などを痛める原因になるかも知れないから。
このフェライトコアは「オカルトチューン」と呼ばれるだけあって賛否両論。
そもそもフェライトコアがフィルターするほどの高周波が発生しないとか、逆に必要な電気信号も弱体化してしまうとか、、、。
ただ、実際取り付けしてみるとなんと言うか、、、何か違うんですよね。
たとえばエンジンの駆動音?要するに稼動中のエンジン音ですが若干静かになる。
そう、若干です若干。すごく変わる事は無くほんのちょっと変わります。
気持ちエンジンの回転が滑らかになったというかしっとりした、というか。
そして試走。
フェライトコア取り付け前と比べ、やはりエンジンの回転がマイルド、というか角が取れた印象。
一応狙いとしては各配線に乗る電気ノイズを除去して「正確な信号」にする事でよりECUに正確にエンジンコントロールしてもらう、という事だったので恐らく効果があったと考えるべきでしょう。
もちろんメーカーサイドでちゃんとノイズ対策はしているのはわかっていますが、どうも設計思想としてノイズは発生するのが当たり前で、ノイズを受けても壊れない電子部品にする、つまり受身的な考えのようです。
この「フェライトコアチューン」は逆にノイズを発生させない、配線ラインにノイズを乗せないという考えで、両方を対策してこそ意味もあるのか?と思います。
と、ここまでは単なる前座でいつも帰宅後夜な夜なエンジンルームに手を突っ込んでは翌日の通勤で確認するような作業でした。
で、冒頭の「コンデンサーチューン」な訳です。
某みん〇ラでは自作コンデンサーチューンなるものが多数出てきます、が当方も自作を考えましたがどうにも電子部品はチンプンカンプンなもので、、、。
コレを使います。
「HELIX CAP33」カーオーディオ用ノイズサプレッサーです。
メイドインジャーマンな部品でカーオーディオマニアでは有名なもののようです。
オーディオのヘッドユニットやオルタネーターに並列に繋ぐ事で音色が良くなったりオルタネーターノイズを消す効果があります。
なおキャパシターですがコンデンサーと同じ意味らしいです。
もっぱら皆さんオーディオの性能向上に利用していて、そういったレビューが多いのですが今回はオーディオ路線ではなく「車の動力性能向上」という視点から評価していきたいと思います。
なおコペンのオルタネーター周りはあまり広くない&車体下に潜っての作業なので非常に面倒で、配線をギリギリに短くしたので非常に苦労しましたが、まぁオルタのB端子とアースのみですので割愛。
それと今回はプラスラインにヒューズ代わりにサーキットブレーカー20Aを投入してみました。
なかなかいい感じであればバッテリー側にも使用しようかと思います。
なんとか数時間後に取り付けを終わらせていよいよ試験走行。
まずはオーディオですが元々別にノイズサプレッサーを取り付けしている事もあり「前より良くなった気がする」くらいでした。まぁコレは期待していなかったのでこのくらいでしょう。
問題は動力性能。
走り始めはあまり変化を感じません、、、。
「こりゃあんまり意味が無い弄りだったかな?」
と不安になりつつ、とにかくいつもの道の駅を目指して軽くドライブがてらの試走を続けます。
最初の変化を感じたのは長い長いバイパスを巡航速度で走行中の事。
やたらとロードノイズが気になりだしました。
以前は同じ路線でもそれほど気にならず、むしろエコタイヤなので静かに感じていたのですがどうもエンジンの回転音そのものがフェライトコアだけの時よりさらに静かになっているようです。
次の変化はバイパスの先の長い上り坂。
ここは以前は3速に落として走っていたのですがノンビリドライブという事で4速Dレンジで上がり始めました、、、がアクセルの開度に合わせて加速する事が出来ます。
まぁ恐らく以前でも4速で加速はしたのですが、ちょっとモタモタする感じなので3速に落としていたのです、が踏めば踏んだだけスルスルとトルク不足を感じる事も無く車速が乗ります。
どうもエンジントルクが少し上がった印象です。
この辺からCAP33の効果をジワジワと感じる事ができるようになりました。
大きな変化ではありませんが「ちょっと良くなる」という変化です。
トルクは全体的に少し上がり信号ダッシュでもストレス無く巡航速度に乗れます。
エンジンの振動が若干減少しスムーズな回転でアイドリング時のガタガタ音が大きく減少しました。
(以前は後付部品などで結構振動が気になっていたのですがほぼ気にならないレベルになり、自作インテークをちゃんと固定するようにしたら無音になったわぁ、、、やっぱちゃんと固定しないと駄目だわ)
最初に変化をあまり感じなかったのは何故なのか?
オーディオマニアの間では何でも「コンデンサーの慣らし」(エージング)なる作業があるようですが、否定する話も多く果たしてそんな現象があるのか無いのか?よくわかりません。
ただWiKiには「エイジング」の項目で電気回路に実際に通電させる事で負荷をかけて本来の性能?を出せる、とあり、そうすると「慣らし」が終わっていなかったから効果を感じなかったのか?とも思われます。
と、ここまで書いてこの記事はしばし放置しておりまして、本日1月26日。
約一週間ほど使用してきての感想。
正直、取り付け初期の感じは薄れてきてしまいましたがエンジンは好調をキープしております。
バッテリー電圧は安定しており各電装品も安定動作してエンジンのレスポンスは好感触です。
コンデンサー(キャパシター)内蔵バッテリーが存在するように、コンデンサチューンはオカルトではなく効果が出る可能性のあるチューニングと言えるようです。
このままでもいいのですが、こうなってくると「もっと容量の大きいモノを使うとどうなんだ?」と欲がでてきます。
次回はその辺をお届けできるといいのですが、、、。
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プロフィール
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年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。