定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが
2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。
初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
2019年 2月24日 天候 晴れ
最近アイドリングがイマイチ不安定な気がしまして、ISCVを分解して掃除してみました。
いろいろ後付パーツがあるのでスロットルを外すのも一苦労、、、。
どうせスロットルを弄れば冷却水も漏れるので、ついでに冷却系の劣化したシリコンホースをゴムホースに交換しました。
ISCVはスロットル付近に付いていて、「アイドルスピードコントロールバルブ」という部品で、スロットル部分でECUに制御されてアイドリングを調整している部分です。
スロットルのバタフライはアイドリング時に全閉しますが、このバタフライ部分をバイパスして吸気を送ります。
で、通過する吸気の調整にロータリーバルブを使っているのですがエンジンに取り込まれるブローバイや何かで汚れてしまい、動作がギクシャクしてしまいます。
当方も数年前に一度分解して洗浄しただけでしたので、今回ヒマなのでお掃除しました。
どうせならって事でロータリーバルブのアクチュエーター部分まで分解して徹底的に洗浄してみました。
スロットル単体まで分解し車体から分離後に、さらにバラします。
スロットル下部の2本のトルクス(ヘックスローブ)ネジを外せばカプラー部分が引き抜けます。
最初、妙に引っかかる感じがして無理に外して壊してもなぁ、、、と躊躇しましたが、何のことは無い、単に電磁石(か磁石)がお互いに引き合っていただけで、ちょっと力を入れれば外せました。
引き抜いたローター部分。
先端の太い部分が磁石っぽい所で、さらに先端にベロのように金属片がぴょこっと飛び出しています。
仔細に観察してみると、このベロの部分がストッパーになっていて回転する範囲を制限しているようで、この状態ではロータリーバルブはクルクルと回転できます。
軸にはベアリングが入っていて、特に引っかかる事もなく滑らかに回転するのですがオイル汚れなどが入り込んでいて非常に汚いです。
軸部分がクルクルと抵抗無く回転するように、綿棒とパーツクリーナーを使って何度も洗浄しておきます。
抵抗なく回れば最後にヒートガンで内部を軽く暖めて乾燥させ、仕上げに「ペネトンA」という潤滑剤を塗布しておきました。
ペネトンAはシリコン系の潤滑剤と比べてちょっとお高いのですが、フッ素樹脂を配合しているので長期に固着等を防ぐのではないか、と今回より使用してみました。
よくISCVにパーツクリーナー等を流し込むと壊れると言われますが、ISCVにも種類があって「ステッピングモーター式」の場合は壊れる、、、という事のようで、ロータリー式ではそこまで気にする必要は無いようです。
(現物確認しましたが、別段電子機器が内部にある訳でも無いので、、、ていうかブローバイまみれになれば壊れるって)
こっちがカプラー側で、こちらもオイルまみれ、、、。
一応パッキンがあるのですが、どうもベアリングの軸部分から入り込んでいるような、、、。
一番底の部分が段になっていて、先ほどのロータリー部分のベロが嵌るようになっています。
こちらも内部をパーツクリーナーで洗浄してヒートガン乾燥からのペネトンA塗布での汚れ防止。
これがロータリーバルブ部分で開いたり閉まったりしてアイドリング(冷間時のアイドルUPやエアコン使用時のアイドルUP等)を制御しています。
トルクスネジ側。
よく見ると、トルクスネジ部分が楕円形のバカ穴にワザとしてありますね。
取り付け角度を微調整できるので、ロータリーバルブの全閉時の隙間を微調整できます。
、、、という事は取り付け具合でアイドリング回転数を調整できるのか?と思いましたが試走してみた結果、以前と変わらず730rpmでした、、、。
なお、組み立て時はロータリーバルブの軸が回らないようにドライバー等で固定しておかないと磁力でクルッと回ってしまい正しい位置に収まりませんので注意。
以上でISCV洗浄を終えました。
試走ではアイドリングが変にバラつく事もなく非常に安定しております。
最近アイドリングがイマイチ不安定な気がしまして、ISCVを分解して掃除してみました。
いろいろ後付パーツがあるのでスロットルを外すのも一苦労、、、。
どうせスロットルを弄れば冷却水も漏れるので、ついでに冷却系の劣化したシリコンホースをゴムホースに交換しました。
ISCVはスロットル付近に付いていて、「アイドルスピードコントロールバルブ」という部品で、スロットル部分でECUに制御されてアイドリングを調整している部分です。
スロットルのバタフライはアイドリング時に全閉しますが、このバタフライ部分をバイパスして吸気を送ります。
で、通過する吸気の調整にロータリーバルブを使っているのですがエンジンに取り込まれるブローバイや何かで汚れてしまい、動作がギクシャクしてしまいます。
当方も数年前に一度分解して洗浄しただけでしたので、今回ヒマなのでお掃除しました。
どうせならって事でロータリーバルブのアクチュエーター部分まで分解して徹底的に洗浄してみました。
スロットル単体まで分解し車体から分離後に、さらにバラします。
スロットル下部の2本のトルクス(ヘックスローブ)ネジを外せばカプラー部分が引き抜けます。
最初、妙に引っかかる感じがして無理に外して壊してもなぁ、、、と躊躇しましたが、何のことは無い、単に電磁石(か磁石)がお互いに引き合っていただけで、ちょっと力を入れれば外せました。
引き抜いたローター部分。
先端の太い部分が磁石っぽい所で、さらに先端にベロのように金属片がぴょこっと飛び出しています。
仔細に観察してみると、このベロの部分がストッパーになっていて回転する範囲を制限しているようで、この状態ではロータリーバルブはクルクルと回転できます。
軸にはベアリングが入っていて、特に引っかかる事もなく滑らかに回転するのですがオイル汚れなどが入り込んでいて非常に汚いです。
軸部分がクルクルと抵抗無く回転するように、綿棒とパーツクリーナーを使って何度も洗浄しておきます。
抵抗なく回れば最後にヒートガンで内部を軽く暖めて乾燥させ、仕上げに「ペネトンA」という潤滑剤を塗布しておきました。
ペネトンAはシリコン系の潤滑剤と比べてちょっとお高いのですが、フッ素樹脂を配合しているので長期に固着等を防ぐのではないか、と今回より使用してみました。
よくISCVにパーツクリーナー等を流し込むと壊れると言われますが、ISCVにも種類があって「ステッピングモーター式」の場合は壊れる、、、という事のようで、ロータリー式ではそこまで気にする必要は無いようです。
(現物確認しましたが、別段電子機器が内部にある訳でも無いので、、、ていうかブローバイまみれになれば壊れるって)
こっちがカプラー側で、こちらもオイルまみれ、、、。
一応パッキンがあるのですが、どうもベアリングの軸部分から入り込んでいるような、、、。
一番底の部分が段になっていて、先ほどのロータリー部分のベロが嵌るようになっています。
こちらも内部をパーツクリーナーで洗浄してヒートガン乾燥からのペネトンA塗布での汚れ防止。
これがロータリーバルブ部分で開いたり閉まったりしてアイドリング(冷間時のアイドルUPやエアコン使用時のアイドルUP等)を制御しています。
トルクスネジ側。
よく見ると、トルクスネジ部分が楕円形のバカ穴にワザとしてありますね。
取り付け角度を微調整できるので、ロータリーバルブの全閉時の隙間を微調整できます。
、、、という事は取り付け具合でアイドリング回転数を調整できるのか?と思いましたが試走してみた結果、以前と変わらず730rpmでした、、、。
なお、組み立て時はロータリーバルブの軸が回らないようにドライバー等で固定しておかないと磁力でクルッと回ってしまい正しい位置に収まりませんので注意。
以上でISCV洗浄を終えました。
試走ではアイドリングが変にバラつく事もなく非常に安定しております。
Q COPEN! > メンテナンス > ISCVロータリーバルブの分解洗浄を実施
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プロフィール
HN:
take
年齢:
50
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。