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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2015年11月 8日 天候 雨

先日、サイドステップを10円にて購入した当方です。
モノはランサーエボリューション4(CN9A)のサイドステップ、です。
そんな普通車のエアロなんてコペンに流用できるのか?
まったく自信はありませんが、なんてったって10円ですから。

挑戦あるのみです。

で、当然ながらエアロですからデカイわけで送料が結構かかりますよね。
そんな送料が勿体無いのでどうせ払うなら他に流用できそうな部品も買っちゃえ
っと半ば強引に物色してアレコレ同送してもらいました。
そんな同送部品の内の1つ、ボンネットダンパーな訳です。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > ボンネットダンパーを付けたいので流用した話

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上のダンパー、ですがコペン用ではありません

スズキジムニーのボンネットダンパーでは無くてリアゲートダンパーです。
これも中古品で、1円(両方で2円)です。

このリアゲートダンパーですが、どうもボンネット用のダンパーよりサイズが長めとかみたいで、入札後にいろいろ調べている最中に知りました

が、なんせ1円ですから失敗してもボディに傷が増える程度で懐は痛みませんので、なんとかリアゲートダンパーを利用して「なんちゃってボンネットダンパー」を自作してみたいと思います。

ちなみにコペン専用品は、というと

【コペン ボンネットダンパー】D-SPORT コペン L880K (02.06~12.08) D-SPORT フロントストラッ...


エアロ・外装 コペン◆新品◆【MAROYA/まろや】コペン L880K ボンネットダンパー シルバーカー...

上のモノがDスポーツのストラットタワーバーに付く「ボンネットダンパー」で
下のものが最近知りました「まろや」さんのボンネットダンパーです。

特にまろやさんのは「純正品」みたいな感じでスゴイですね~。
当方もほしいですが、いかんせん資金が

ま、上を見ていてはキリがありませんので
当方はお安く「他車種流用」しちゃいます。

まずはどのように取り付けるか、です。
要するに「突っ張り棒」なんですからボンネット開けて突っ張って、閉めたら縮めば良いだけで。

問題は
コペンにそんな余分なスペースがあるのか!?です。これに尽きます

で、本日早朝よりボンネットを開けて暫し思案
もちろん純正の「突っ張り棒」をして開けます。

ここで、ちょっと解説なんですが
実は当方の車両はラジエターを某オークションのコペン用アルミ2層ラジエターに交換しています。

ただ、このラジエターは「コペン専用」と言って売られていますが
そのままポン付けできるシロモノではありませんで、ラジエター固定用のピン?の位置がまったく合いません
(ラジエターコアサポートに空いている穴に固定する部分)

ただ、某コペン専門チューニングショップ製より1/5程度の価格で販売されているので自力交換出来ればコストパフォーマンスは最高です。

当方は、というと単に純正ラジエターのアッパータンクにクラックが入って昇天したので
どうせ交換するならバージョンUPを、という事で交換いたしました。

が、この「専用品なのに加工前提での取り付け」という事を知らずに交換作業に入った為に大変な事態になってしまいました。

一応作業は時間的余裕を考えて2日休めるタイミングで実施したのですが、なんせラジエター交換なんて初めてだし工具は安物アジアンツールだし極めつけはコペンにエンジンルームの狭さ。
そして止めの「ピン位置が合いませんのでそのままでは搭載不可能」って。

もうラジエター外したコペンの前で途方に暮れましたっけ。
周囲にはLLCの甘い香りが漂って、、、。

まぁ最終的にはコレまでに経験した全てを出し切ってなんとか問題クリアしてアルミ2層ラジエターを積み込みましたがね。

通勤車ですので、動いてくれないと大変な事態になりますし。

話がボンネットダンパーからだいぶ離れましたが、そんな思い出深いラジエターは2層なんで純正より厚みが分厚いんですよね。
コペンのボンネットサポートロッド(開けたとき支える棒)はちょうどラジエターコアサポートに沿って収納されています。ちょうどラジエターからタービン、エアクリーナー上までを通っています。

アルミ2層ラジエターにして、さらにラジエターシュラウド(フロントグリルから入った空気をラジエターに効果的に当てようと自作したアルミ製の覆い)まで付いていてはこのボンネットサポートロッドが邪魔になります。

で、当方はこのボンネットサポートロッドは外して、トランクにある補強バーに付けられるようにしていましてボンネットを開ける時だけ、トランクから引っ張り出して突っ張っていました。

今日でこの突っ張り棒もお役ゴメンかな、などと妄想しながら取り付け方法を検討。

コペンのボンネットはアルミ製なので非常に軽いですが
ちょっと揺するとグニャグニャするくらい頼りない感じです。
加えてボンネットにダクト~とか言って大穴開けている以上、ヘタな取り付け場所だと本当にボンネットが真っ二つに折れる危険がありますので。

最終的にボンネット側は一番強度ありそうなヒンジ部分を利用する事に決定。

なによりボンネットにボルト穴開けなくても、ヒンジのボルトが使えるのが楽チンですしね。
と、いう事でホームセンターに適当なステーを買出しに行きます。


最初の画像にダンパーと一緒に写っていますが
新型金具No1・No2」という商品です。
No1とNo2の違いは単に向きが違うだけです。
恐らくスチール製でガッチリしていますので対荷重については問題ないでしょう。

この部品の要らない部分をディスクグラインダーでカットしましてM6ボルト用の穴を開けます。
流用するリアゲートダンパーの取り付け穴はM8くらいですが、タダでさえスペースの無い場所ですからボルトも極力大きいモノは使いたくないので。


次にボンネットヒンジに共締めする部分のボルト穴を開けますが都合がいい事にステーに空いているM4の穴を拡大するだけで出来ました。
(ボンネットヒンジのボルトはM6ですが、極力ステーをフェンダー側にオフセットしたかったのでM8ボルトが入るくらいの穴を開けました)

次にリアゲートダンパー側の加工ですが、画像にある白っぽい部品をカットして出っ張りを片方無しにして左右を入れ替えてはめ込みます。
(ダンパーの先についているモノ、スペーサー?か単に可動をスムーズにする為のモノ)

片側を落としたのは、フェンダー側にオフセットしたいのとボルトの頭が出過ぎない為に、です。
ただ、白いスペーサーが無いと逆に大きなボルトが必要になるので、不要な部分だけ除いたのです。


では、必要な加工がとりあえず出来ましたので、実際に取り付けしていきます。
まずボンネットヒンジのボルトを一個だけ外します
片方だけならボンネットは落ちませんので大丈夫です。


で、とりあえずステーのみ付けて確認してみます。
頭の中で考えただけにしてはいい感じですが、ダンパー側のボルトのスペースなどに余裕が無いようですので、ステー自体をもう少しフェンダー寄りに付けたらいいかもしれません。


ステーを若干修正して、次にフェンダー側の取り付けですが画像の水抜き穴?を利用します。
偶然なんですが、ボンネットヒンジにダンパーを付けてみたらこの穴がピッタリ?の位置に開いていました。
穴径はM6くらいの長円ですので、ドリルでM8に加工します。


フェンダー側が終わったら、仮に取り付けしてみます。

ステーでオフセットしたかったんですが、どうにも足りないのでダンパー取り付け部分に小細工をしてオフセットしてみました。
まぁダブルナットみたいな感じでしょうか?
M6ネジではダンパーには合いませんので、スペーサー(M6サイズの市販品)を半分に切って入れています。
したがって可動部分は問題ありませんので、最終的にはボルトとナットは瞬間接着剤で固定でも良いかもしれませんね。

 
何度か付けたり外したり、位置を調整して片側は満足できるくらいになりました。
で、純正のサポートロッドを外してみたら

見事に自動で閉まります
危うくコペンに食われそうに。

ううーん、リアゲートダンパー1本ではボンネットを支えきれないのでしょうか?
意外とアルミとは言えボンネットが重いのか。
仮に2本付けてもダメだったら、今日のDIYは失敗ですねぇ。

ちょっと弱気になって2本目をどうしようか悩みましたが、恐らく大丈夫だろうと勝手に信用して作業を進める事にしました。

 反対側のボンネットダンパーは既に完成しているモノを手本に手順を繰返すだけですので、
10分程度で取り付け完了


心配した「自動で閉まる機能」はキャンセルされたようです。

見てください。
見事に2本のリアゲートダンパーでコペンのボンネットを支えています

行き当たりばったりで適当に作業した割には上手く出来たので
軽く興奮しながら開閉を繰り返しフェンダー干渉部分の確認とボンネットの納まりを点検。

いろいろボンネットダンパーについて調べていたときに出てきたのですが
ボンネットのロックを外すと自動でボンネットがシュゴ~っと開く
というレビューがありました。
ちょっと期待していたんですが、ダンパーが1円の中古品だからなのか

手を添えて介助してやらないと開きません
というか、完全にボンネットの重みと釣り合っていますね。
上げるでもなく下げるでもなく、全開直前に僅かに押し上げます

まぁサポートロッド使用時から見れば大した進化ぶり、
とりあえず機能面はクリアしている
ですので、いいですが。

ボンネット先端部のみで開閉するのは、流石にちょっと勇気が要りますので
(ボンネットが折れそう)
 やはり両手でボンネットの中央部を押してやさしく開閉するべきですね。
(もしくはダンパー取り付け部分)

また、リアゲートダンパーだからなのかわかりませんが、
ボンネットが閉まる直前(後10cmくらいとか)まで来ると
急にダンパーの抵抗が抜けてパタンと落ちます

ダンパー取り付けで心配していた
常にダンパーがボンネットに開ける様に抵抗を加えるのでは?
といった心配は要らないようです。
元々そういった作りなのかも知れませんが。


さて、無事ダンパーも付きましたので、
いよいよ問題のフェンダー干渉部分の撤去、です。

ちょうどストラット上部とフェンダーの間にダンパーが納まるように取り付けした訳ですが、フェンダーが大きく上に膨らんでいますね。
先ほどの開閉で確認しましたが、この部分(雨水を排出する樋みたいなモノ?)をカットしなければダンパーが収まりません。
ちょうどこの部分にダンパーがはまり込むのですから。


で、詳しくは書きません(書けません)が大胆にカット(力技で)しまして、ダンパーの干渉は無くなりました。

一応ボンネットをロック出来る程度には閉まるようになりましたが、良く見ると運転席側が若干浮いて見える。

何でかな~っと確認する事数分。
ダンパーに接触跡らしきキズを発見。検討をつけて確認したところ、原因は画像のボルトの頭がダンパーに当たっていたようで、問題のボルトを皿ネジに交換してみましてクリア。


とりあえず、満足できるレベルには閉まるようになりましたので
(少々ダンパーの為にボンネットが数mm浮き気味ですが、ロックは完全に出来ます)
本格的に取り付けしていきます。

フェンダー側はペラペラの鉄板なので、
強度UPの為に余りものの座金を挟み込みます。
で、裏側からM8の袋ナットで締めて固定。


座金はネジ山切ってあるので、そのまま取りつけます。


ちょっと暗くなってきましたので、本日はここまで。
まだ、フェンダーカット部分の処理やステー、座金などの塗装、ボンネットのチリ合わせが出来ていませんが、それは次回早急に実施したいと思います。


とりあえず真似る方は居ないと思いますが、参考までに各部分の取り合い取り付け状況など。

ボンネットダンパーDIYの目的のひとつでもあった
エンジン関連の作業性向上」にどれほど貢献するかは不明ですが、
少なくとも日常点検では活躍間違い無しでしょう。
まぁ純正のボンネットサポートロッドも活用しながら併用すれば、バッチリですね。
と、なるとフェンダー側の取りつけは蝶ネジにしておいた方が外しやすいかも知れないなぁ。

と、いう訳で、今回もコペンのスペースの無さに苦戦した印象ですね。
完成品、と言いたい所ですがステーなどは改善の余地アリアリですので

ジムニー3型リアゲートダンパー」改め、
「コペンボンネットダンパーVer1
」暫定仕様です。
恐らく、「エアクリーナーBOX吸気ダクト」同様、暫定仕様で暫くスタメンなのでしょう。
また、暇見つけてボチボチ改良していこうかな~。
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性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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