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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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前回よりの続き。

水道水でラジエター洗浄剤と古い冷却水(以下LLC)を排出する為
ひたすら水道水を交換する作業をして
すでに午後1時

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > ブリーザータンクを取り付けた話 作業編 その2

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もうちょっと早く水温が上がらないかなぁ?

ピーン!閃いた。

もしかしてヒーター切ったら早く水温上がるんぢゃね?
今まで、ずっとヒーター全開状態で水温上げようとしていたんですよね。
ヒーター付いてれば、当然熱が逃げる。
サーキットで、水温早く下げるのにヒーター全開にするじゃないか。

だから、水温が上がるまではヒーター切っておいて
上がったらヒーターONしてLLCを循環させてやればいいじゃないか。
 
で、やり方を変更してみると
さっきより水温の上がり方が早くなったようです。
で、今までサーモスタットがギリギリ開く程度(80℃)で水を入れ替えていたのを
95度くらいまで我慢していると、大きな錆びっぽいのが
チラホラとまた浮いてくるようになりました。
そのまま、また水道水入れては出し、出しては入れて、、、。

時刻は2時を少し過ぎた頃
いいかげん次の作業に移らないと遅くなりそうです
連絡があって娘の送迎はキャンセルになったんでいいんですが、
いかんせん寒い、、、。

もう一度だけ、これを最後とラジエターを水道水流しっぱなし、垂れ流しで洗浄しておいて
ドレンキャップを締め込みます。
LLCはブリーザータンク取り付け後でないと当然入れられませんので
ブリーザータンク取り付け作業を開始します。

で、画像のこの部分ですが何だと思われますでしょうか?
コレはスロットルボディ下
ISCV(アイドル・スピード・コントロール・バルブ)辺りです。

最近の車はなんでも電子制御されていて
LLCなんて循環していないISCV?が付いている車種もあるそうですが
コペンはしっかりLLCが循環しています。
このISCV内のLLCの温度で、冷間時にアイドル回転を上げて早く暖気する。
暖機が終われば、アイドル回転を自動で下げるように制御されています。

オイオイ、お前はラジエターとか弄ってたんじゃないのか?
なんでスロットル周り弄りだすんだ?
早く作業しないといけないんじゃなかったっけ?

画面の向こうからソンナコエガキコエテクルヨウナ、、、。

いやいや待ってくださいな、LLCですよLLC
スロットルバルブには冷却水が循環しているんです。

ここは後で弄りますので、手の入りにくい場所から始めます。
とりあえずコチラから。

これはジュランの水温計アダプター26パイです。
ニップル刺さってますが、ブリーザータンクキット付属のニップルです。
シールテープ巻いて刺してモレ防止しています。

 
ジュランのアダプターをラジエターのロアホースに入れます。
窮屈な場所ですので、手の届く範囲で取り付け。
このアダプターとブリーザータンクの戻し配管を繋いで
エアーが抜けたLLCがラジエター通過後のLLCと合流、エンジンへ入ります。

若干ナナメ下向きに取り付けたのは間違いで自分なりの理由がありまして
そのブリーザータンクのLLCはラジエターを通過していないので熱いままです。

と、いう事はラジエター通過後の冷たいLLCと上手く合流させるには
下向きに繋いでLLCを自然に上昇させればいいんじゃないか?と思いました。
恐らくはエンジンのウォーターポンプの回転で引きずられて流れていくんでしょうが
なんとなく、コッチの繋ぎ方のがいい気がしたので
ちょっと拘ってみました。

で、カットしたロアホースですが、、、、。
ネットで見る、錆汁出まくりの整備不良車よりはだいぶマシですが
やっぱりホース内に錆び付着していますね。

うぅ、、、メーターの水温計つけるのにアッパーホース切ったときは
こんなの見なかったんだけどナァ。
やっぱり高性能LLCが原因?
次回交換時は遅効性の洗浄剤でジックリ洗うか
ホースごと交換しないといけませんね。

次はコレ。
コレはエアー工具用の三叉です。

三叉をスロットルボディのLLC循環するホースへ割り込み。
 そしてシリコンホースを繋いでおきます。

これで、もうわかると思いますが
スロットルボディへ流れるLLCの一部を分岐して
ブリーザータンクへ流して冷却系統のエア抜きに利用します

なんでこんな事思いついたのか?
それは、ブリーザータンク設置画像で説明。

ブリーザータンクには4つ配管を付ける事が出来ます。
ラジエターキャップ下の、本来リザーブタンクへ繋がる配管(オレンジ1番)
ブリーザータンクからリザーブタンクへ繋げる配管(イエロー2番)
ブリーザータンクからロアホースへ繋ぐLLC戻し配管(ブルー3番)
そしてISCVから分岐した配管(レッド4番)
 
1~3番までの配管は取り付け説明書や他社同等品とまったく変更ありません。
んで問題のスロットルボディから分岐した配管が4番に繋いであります。

本来はココにエンジンエア抜き穴(エアが抜けにくいエンジンにあるそうです)
から来た配管引っ張って接続するんですが
コペンのエンジンにはエア抜き穴が残念ながらありません

説明書では、このような場合
付属のメクラでフタしてね」と、あります。

エアー抜き箇所は多いほうがエア抜けの効率が良いので
せっかくある接続箇所をどうしても使いたい、栓するなんて勿体無い。

じゃあ、どっかエアーが溜まりそうな配管から繋げばいいじゃないか、と
使えそうな場所を考えた結果
スロットルボディISCVに流れ込む冷却水配管を思いつきました。

なぜって、エンジンの中で
スロットルボディは一番高い位置にあります。
空気は高いところへ上がっていく、溜まっていくじゃないですか?

もしダメでもブリーザータンクのメインのエア抜き
1番のラジエターに繋いだ配管から、みたいですから
このISCVから取った配管がそれほどエア抜きしなくても問題はありません。
あくまで、全部繋いでるゾって自己満足ですね。

ただ、車種違いですが、RX-7なんかはエア抜けしにくいので
スロットルの配管からもエア抜きするそうですので
意外と間違いでは無いかもしれません。

また、ここにLLCが流れるのは主にアイドリング、始動直後に関係しているだけで
夏場は逆にスロットル周辺を熱くしてしまう原因ともなっているようです。
無駄に熱くするだけなら、ちょっと有効利用です。

ブリーザータンクのエンジンエア抜き穴接続箇所を、人によっては
ヒーターユニットの配管から分岐して接続している場合もあるようです。

コペンは(他車種もそうかも知れませんが)エンジンから出た冷却系配管が
三叉で分岐され、スロットルとヒーターに送るようになっています。
(コペンの初期不良で割れてオーバーヒートする、有名な樹脂三叉ですね)
つまり、ヒーターホースに配管するのと違いが無いハズ

それと、余談ですが取り付け中に驚愕の事実が。

コレ、わかるでしょうか?
ブリーザータンクのキットに付属していたシリコンホースです。
このブルーのシリコンホース、折りたたんで梱包してあったんで
「オイオイ、フツー折れないように丸めるとかしないのか?」

折り目が付いたシリコンホースは使う気になれず
予備に回そうと思っていたんですが
デッドストックのシリコンホースだけでは足らず已む無く使用

で、タンクの取り付け位置(ボンネットと干渉したり)をアレコレ変えたりしてたら
シリコンホースの長さが合わなくなってきたので、ホースを「折り目」で切ったんですね。

そしたら、ホレ見ての通り、折れた箇所が中で癒着しちゃってます。
幸い、折り目で切ったから気づいたのですが、知らずに付けてたら
フン詰まって、LLCなんて流れっこないじゃないか!
(癒着箇所を指で押しながら、配線通しなどキズ付かない物で広げて開通させました)

と、ビックリする事もありつつ、何とかブリーザータンクを設置完了
すでに時刻は午後5時前、、、。

ちょっと長くなったので改めます。
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プロフィール
HN:
take
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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