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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2016年 9月 4日 天候 曇り時々雨

さて、午前中に
緊急ミッションをクリアー(バッテリー突然死)して
現在時刻は昼過ぎ。

やっと本日のDIY作業に入れます。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > コペンにエンジントルクダンパー?は取り付けられるのか?その1

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台風が近づいているんですが
蒸し暑いばかりで雨は降りそうにもありませんし
ここ数週間構想を練り、準備したブツもありますんで
作業に入ろうと思います。

が、ココはやっぱりコペンでして
狭いエンジンルームが災いしましてすんなり付く訳がありません。

この狭さがネックなのか
社外品でコペン用エンジントルクダンパーなど皆無です。
(と、言うかそもそも費用対効果が薄いのか)

てか、エンジントルクダンパーって何ぞや?って事をまず。

当方の理解度としては
まず、自動車のエンジンはエンジンメンバーにエンジンマウントを介して
取り付けられています。
ダイハツ車はエンジン下部前後とミッション側の計3箇所。
この方式は重心支持方式?で間違いないのか、ちょっと自信がないですが
エンジンマウントが新しい場合は当然メーカーの設計通りの性能が出るハズです。
エンジンは混合気の爆発を回転運動に変換して駆動輪に伝達し走ります。
ピストンの往復運動はエンジンのクランクシャフトを回転させます、が
同時にエンジンそのもの、を回転させようとする動きも発生します。

その動きはエンジンのクランクシャフトを中心に
横置きエンジンならば前後方向、縦置きエンジンならば左右に
エンジン(のヘッドカバー部分、つまり上側)が揺れるように現れます。
通常ならばエンジンマウントでしっかり固定されているので
気にする程ではありませんが、、、、

当方のコペンのように10年超え15万キロ走破してくると
当然ながらエンジンマウントもクタビれてくる訳です。
まぁ現在のところエンジン振動はほとんど気にならないですし
寧ろ他のビビリ音の方が気になるんですが。

ここで普通ならエンジンマウントを交換するのが素直なよい子なんですが
当方は悪い子なんで、ちょっとズルい方法を試す事にしました。

それがエンジントルクダンパー、という訳です。
これはエンジンにブラケットを取り付けして
ストラット部や他の強固なボディ部分と連結、つまり突っ張り棒にして
エンジンが揺すられるのを止めようという訳です。

元々はミッション車でスポーツ走行時に
エンジン振れでのシフト抜けやシフトが入らなくなるのを
防止する為、のパーツです。
(エンジンが揺れる事でシフトの位置がズレて入らなくなる)

日産シルビアとか初期型マツダロードスターなんかは純正マウントだけでは
エンジンの振れが結構あるので取り付けする方が多いようです。

なお、突っ張り棒と書きましたが本当に棒でエンジンと車体を繋ぐと
エンジンの細かい振動がモロに伝わってきて乗り心地は最悪になります。
エンジンマウントはゴムという緩衝材を使う事で
エンジンをしっかり保持し、なおかつエンジンの振動を伝えにくくして
乗り心地を良くしているのです。

通常ショップでマウント交換をすると数万円が飛んでいきますが
これはエンジン自体を外す必要がある為でほぼ工賃ですね。
部品代はそうでもないんですが、この辺が大事になる要因です。

ただ、当方のコペンは現状、
アイドリング時や走行中に特にエンジンの振れを感じる事もなく
ただ、なんとなく付けてみたいという
ほとんどドレスアップ、遊び感覚で今回製作しようと思います。

まずは
エンジントルクダンパーですから
ダンパーそのものを探す必要があります。

社外品としては汎用のダンパーも販売されています、が
いろいろ調べてみると
競技用?の為なのかどれもガッチリ固定してしまいそうです。
エンジンルームは高温になるので
通常のオイルダンパー類が使えませんので
ゴムブッシュでバネ代わりにするんですが、このゴムが結構硬そうで、、、。
(人力では1mmも縮まない)

競技使用ならエンジン振動も押さえ込んでしまって(乗り心地無視で)いいんですが
当方のコペンは待ち乗り遊び車ですから
日常の使い勝手が悪くなるのはNGです。

で、一部バネ式のモノもあるんですが、高い。
(あくまで遊びですから大金は使えない)

そこでロードスター乗りに好評は
バイクのモンキーのリアサスを1,000円で購入。

なんとか使えるかな?と思ったんですが、全長が30cm近くあるモンキーサス
どう考えてもコペンのエンジンルームに入りそうにない。

エンジントルクダンパーの他車流用も検討しましたが
どれも結構なゴツさでこれまた無理。

で、コペンのエンジンルームに入る大きさを、という事で
自転車のリアサスペンションに目を付けました。

マウンテンバイクのリアサスペンション(安物)です。

全長は150mmほどで思っている場所に入りそうです。
が、このバネなんですがモンキーサスより比べられない程、硬いです。
750LBSってのがバネレートみたいですが
1mm縮めるのに約13kgも必要みたいです。
でも自転車のバネとしては中間くらいの硬さみたいですね、どうも。
750LBSってのはポンド表記?らしくて
1インチ(25,4mm)縮めるのに340kgの力がいるようだ。

340kg??
ただのエンジン揺れ止めにちょっと硬すぎるんじゃないか?
と、思ったがよく考えれば25mmもエンジンが揺れるわけが無い。
1mm縮めるのに必要なのがホイールナット締め付けトルクくらいと思えば
コレはコレでいいくらいなのかも知れない。
恐らく、このバネを外して体重60kgの人が乗っかれば4~5mmは縮むのだろう。

この自転車サスペンションには
エンジンが後方に揺れるのと止める機能を期待しているので
精々2~3mmくらい伸縮してくれればいい。
通常?のエンジン振動をこなす機能は別途自作する部品にさせよう。
むしろ、この細かいエンジン振動をクリアしなければ
不具合の元になるように感じる。

ポン付けではないので手探り状態なのは仕方が無いか。
まぁ最悪このバネが余りに硬いようなら
自転車パーツでバネ部分のみバネレートの低いものに交換する手もある。
(自転車用では400LBSというのがあった。コレなら7kg/mmくらいか)

単純にゴムブッシュ式エンジントルクダンパーをシルビアに付けて揺れ止めした
動画を見たが、バネほど縮まないであろうゴムブッシュ式でも完全には止めきれていなかった。
普通車と軽自動車の違いはあるが思いの他エンジンのような重量物の
揺れは、結構強力なのかも知れない。

いろいろ考えをまとめながら書いていたら長文になってしまったので
改めて「その2」以降で製作過程を書いていこうと思う。
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プロフィール
HN:
take
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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