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定番のルーフの指サックからスズキWGV、自作補強と数々の実験的DIYカスタムを試してきた初代COPEN。(車台番号2千5百番台の初期型)ですが 2019年6月ついにエンジントラブルで一時抹消、そして再度購入した平成14年式COPEN。 初代COPENで学んだ数々のDIY経験とテクニック?を元に更に自分仕様にバージョンUPしていきます。
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2018年 9月30日 天候 暴風雨で全身ずぶ濡れ、、、

それは一週間前くらいの仕事帰り
大きな幹線道路での信号待ちの最中での事、、、。
カーナビが突然電源落ちにて画面が真っ暗に
数秒おいてからオーディオの音もしなくなりました。
突然の事で呆気に取られていると、ふと視界に入るものが。
当方のコペンにはDIYにて電流計が(簡易なものですが)取り付けてあります。
その数値が10V程度になっています、、、。
えっと??」さらに状況が飲めず固まっていると数値がドンドン下がりだして、ついには9.5Vにまで
こいつはいつエンジンストップしてもおかしくない

実を言いますと、当方のコペンは数年前より冬場にバッテリー上がりを必ずやらかしておりまして、原因的なものをいろいろ考えていたのですが、バッテリーをトランク下に移設したため充電が十分にできない(通勤時間も会社が近いので30分以内)とか、バッテリーがそもそもフロア下の風通しのいい所なので冬場は逆に冷えすぎで起電力が低下するとか、まぁいろいろ理由を考えていた訳です。

でも、ついに現実を突きつけられてしまいました
オルタネーターご臨終、もとい虫の息ですなぁこれは、、。
(とりあえず走行中で2000rpm程度までエンジンを回転させると充電している様子でして、これは電流計についている数字で充電しているか放電しているか確認できます)
とりあえず信号待ちではニュートラルにしてアクセルをジワっと踏んで回転数を上げてピンチを凌ぎます。

んで、元々当方のコペンは中古購入でさらにダイハツのサービスキャンペーンすら受けていないので(まぁこういった弄り方をしているのでディーラーを避けていたのもありますが)
恐らく新車当時のオルタネーターがそのままなんでしょうから、以前より若干充電不足ではあったようです。
(例えば暖機終了後に信号待ちでアイドリング状態になると12Vちょっと位に落ちてしまいます。個体差からかアイドリング回転数が730rpmと規定値ギリギリの低さなのと複数の追加電装品ゆえか?とも思いましたが)

ただ、この9月は土砂災害となんやかんやで日曜日もフル出勤状態でして、とりあえずオルタネーター交換を思い立った先週には某オクにてリビルドオルタネーターを手配しておいてこの数日間は会社から帰宅後に充電器にてバッテリーをフル充電して翌日出勤、というなんとも面倒な日々を過ごしました。

そしてやっとやっとお休みになりましたので、、、
緊急DIY オルタネーター交換!作戦を開始いたしました。

Q COPEN! > DIYエンジンルーム編 > 台風24号直撃してもオルタネーター交換した話

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と、ここで実はこのオルタネーター交換は前日の29日午後3時より開始しています。
雨天のため仕事が速めに終わったので可能なら本日中に交換できれば明日の日曜日ゆっくり休める&台風が激しそうって事で
んが!そうは問屋が卸さない、、、、あるトラブルの為2日掛りになってしまうのでした。

まずはオルタネーター交換ですからジャッキアップ。
オルタネーターは運転席側の前輪付近にあるのでネット情報を元に前輪を外しておきます。
コペンの狭さは骨身に染みています、、、。

その前に取り替えるリビルドオルタネーターを検分。
リビルドオルタネーターとは中古品の故障したり古くなった消耗品を新品に交換して販売される商品で新品ほどの信頼性?は無いけれどもどっかの故障・事故車から取り外した中古品ほど不安感もない、程ほど安く買える製品です。
今回、増えていく一方の電装品もあって強化オルタネーターも検討しましたが緊急性があって安く出回っているコペン用(というかJB-DET用?)のリビルドオルタネーターに落ち着きました。
そもそもコペンの寒冷地・標準仕様ともオルタネーターは共通らしく(ワイパーモーターとかは変更らしい)そこまで必要性を感じなかったしウン万円も出せないなぁってのと結局のところ高負荷状態(雨の夜の交差点右折待ちとか)では結構な車種で充電不足になるとも見たので。

 
リビルド品といっても綺麗に掃除されていて新品みたいです、、、って当たり前か。


ちょっと画像をスマホで撮るときサイズを間違っていたのでリサイズしたので画像サイズがバラバラですが。茶色のカプラーと黒い棒みたいなB端子、上下のボルトを外さないといけません。


ジャッキアップして車体下に潜り込んで問題のオルタネーターを確認。
以前プラシングしたりで潜って以来ですが、相変わらず狭そう。


こちらタイロッドのボルト。
これを外してタイロッドを切っておけば簡単に交換できる?らしいんですが工具も無いので弄りません。

 
オルタネーターに繋がるカプラーとB端子のバッテリーへの配線を切り離します。
カプラーは少々固くて難儀しましたがゆっくりと留め金部分を指先で探って取り外しました。
B端子配線ですが、本来バッテリー端子のマイナスを切ってから交換するべきですが、生憎当方のコペンのバッテリーはトランクの下、、、。
面倒なんでそのまま外して軍手を被せておきました。ショートしてバッテリー死亡もあり得るのでよい子はマネしないで下さい。
その内、バッテリー配線のキルスイッチ付けないと不味いですね、、、。


配線を切り離したらあとはオルタネーターを取り外すのですが、上のボルトは以前外したこともあって簡単でしたが下側のボルトがどうにも外せません
あお向けに寝転がってドライブシャフトやフレームの間から手を突っ込んでスパナをかけて廻すのですがどうにも力が入りません。
一時間以上格闘しましたが、雨風ともに酷くなってきて暗くなってきたので後は明日の日曜日という事でボルトにシリコンスプレーを吹いて浸透させるようにして就寝。

で、翌日の30日、今日で交換してしまわなければ明日の通勤が不可能、、、でも無いけれどまた帰宅後充電の日々になってしまいます。

朝7時くらいから問題の緩まないボルトに挑みますが、やっぱりどうにも緩みません。
どうにも変な角度でしか工具が入らずボルトの角が舐めかけてきました。

、、、、、ディーラーに頼ろう
この1本のボルトの為にディーラー送りになってしまいました。
さてディーラーでの結果?無事ボルトは緩みました。
問題はディーラー入庫時にハミ出しホイールを指摘されて一度帰宅してホイール交換したり、「ボルトは緩みました」というイケメンメカニックの発言に公衆の面前で思わず万歳をしていまい、今思えば「40越えたオッサンの態度では無かったな、、、」と今更恥ずかしく思ったり、そんな程度です。

まぁあまり関係ないトラブル?もありつつなんとかクリアしてついに不良?オルタネーターをエンジンより分離することができました。

そして最後の試練
抜けないオルタネーター、、、。

どうにもタイロッドが邪魔、ってか自分でつけたモンも邪魔。
寝転んだままオルタネーターを外すべくいろいろ向きを変えてみるも出てこない。後ちょっとで出てこない。
何なんだ?この設計、、、。
やはり素直にタイロッドを外さないとダメなのかなぁ、、、。
今更面倒工具もないしなぁ

 
ふと見るとタイヤハウスにペロンと垂れ下がる薄い鉄板が。
これって曲がるんじゃね?
ウォーターポンププライヤーでそっと挟んで手前にグイっと曲げてやるといとも簡単にグニャっと変形します。
釣られてオルタネーターもゴツっと鈍い音とともに地面に落下。
DIYならではの力技、、、てか交換できれば問題なし。

と、安堵した瞬間に下に置いていたスマホの存在を思い出す。
オルタネーター落下地点より少し離れていた場所に置いていたので無傷。
スマホは撮影&照明用に置いておりましたが、直撃すれば痛い出費になる危ない場面でした。
まぁこれでなんとかオルタネーターを取り出せましたので後はリビルドを押し込むだけ。


ちなみに古いオルタネーターのコネクター内部はかなり汚れていましたが、、、。
コネクタ内部にも白く固形化したものが?何だろう??
車体側のカプラーも白く汚れていたけれど掃除している場合じゃないので放置しちゃったけれど、、、。
気になるなぁ。


後は逆手順でリビルドを搭載すれば今回のミッションクリア。
なお今回は時間が無くてベルトのテンション調整まではできませんでした。
後日施工予定。
なお、この時点で台風24号は最接近でして周囲は暴風雨と化していまして、、、。
全身ずぶ濡れ戦意喪失、ではありましたがなんとかタイヤ交換まで意地でやりました。

で、台風通過した夕方に試走しました。
派手なベルト鳴きとともにエンジン一発始動!
まず始動直後14.1Vまでしっかり出ており一安心。

翌日も出勤時、冷間始動にて数秒間派手にベルト鳴き。
どうも真面目にベルトのテンションを調整しなかった為らしい。
後日調整しますがしばらくはこのままベルト鳴かせてエンジン始動ですなぁ恥ずかしい。

コペンというか今回使用したリビルドオルタネーターですがL900ムーブ等といっしょ(エンジンいっしょなんで当たり前か)ですが晴天時夜間のライトONでは十分充電しております(これも当たり前)
昨晩の雨天夜ではアイドリングで若干バッテリーから持ち出ししていた様子ですが、長くても数分なんで(電流計見ていれば充・放電状態わかるので)適時対応すればよろし。
まぁ強化オルタネーターにも惹かれるモノもありますが、オルタネーターがちゃんと性能を出していれば容量の少ない軽めのバッテリーで十分ということもわかりました。

なお、バッテリーを切り離さず今回はオルタネーターを交換してしまいましたが、なぜかECUリセット状態になったようです。
(リビルドに交換完了した時点で充電器での充電を受け付けないくらい電圧低下していた。その後数回トライしてようやく充電し始めたんですが)
ECUリセットが効いているのか?オルタネーターがパワフルだからなのか?現在は非常にエンジンコンディションが良くなって中古購入以来、かつて無いほど好調で非常に車体を軽く感じ、さらにうれしい事にオーディオの音に混ざりこんでいたノイズがほぼ解消しています。

これでとりあえず懸案事項の一つはクリアですね。
後は燃料ポンプを新品にしてブッシュ類のリフレッシュもボチボチ進めたいですなぁ。






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プロフィール
HN:
take
年齢:
49
性別:
男性
誕生日:
1974/10/27
職業:
左官職人
趣味:
車弄り=DIY
自己紹介:
愛車遍歴は20歳で「カッコイイから」と空冷VWを購入しかし車弄りはせずドライブ専門で過ごすが通勤や出張時のトラブルで泣く泣く売り飛ばしAE86(パンダトレノ2Dr)を購入。しかし高速道路走行中に油圧計破損に気づかずエンジンブロー。再度空冷VWオーナーになるがNewBeetle発売で浮気。その後結婚して維持できなくなって軽自動車に目覚め「コペン購入」現在に至る。
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